学力テスト Vol.374-3 その解答 ツグミ ~ 魅惑の歌声? ~ 

 ツグミ ~ 魅惑の歌声?~


4月中旬というのはジョウビタキは見かけなくなるけど、まだアオジもいるし、ツグミに至っては冬よりも数が増えている感じ! ・・・ツグミは渡って来る時や、大陸へ渡る時には群れを作るのです。

先日、浜名湖北部の農地へ行ってみたらツグミの群れが多数で、カウントしただけで20+。 渡りに備えて、餌の豊富な場所に集結しながら体力を蓄えているようです。

「クイクイッ」という地鳴きが印象的

9月下旬頃に日本海の離島を訪問すると、日本へ渡って来るツグミの姿をよく見ます・・・が、浜松で上空を「クイクイッ」と鳴きながら飛んでいるのを見かけるのは、いつも11月中旬になってからのこと。それまでは山地の森で飛び回っているのでしょう。

ツグミ君の頭かきは「間接型」
粘りに粘って、ようやくようやく撮れました。

♂に比べて体色の薄いのは♀

春になるとソワソワし出します

レンゲ畑で

ところで、ツグミの囀りを聞いたことがありますか? 

「ツグミ」という名前の由来は 日本では冬鳥のために囀りをしないので、口をつぐんでいることから、その名前が付いたとの説がありますが、今回は別の説を見つけました。

「突く実」説で木の実を突いて食べることから「つくみ」と呼び、濁って「ツグミ」になった。・・・「日本野鳥歳時記」大橋弘一著

以前4月に佐鳴湖で渡り前のシロハラの囀りを聞いた時に、クロツグミに似た感じだったので、きっとツグミも同じような囀りをするのだと思うんだけど・・・?!

クロツグミを「森のフルート奏者」、キビタキを「森のピッコロ奏者」と呼ぶけど、ツグミはどんな演奏家なのかな?


もうすぐ大陸へ帰っていきます。
また元気に戻って来いよ~~!!












4 件のコメント:

  1. 毎回、頭掻きの写真が上手に撮れている事に感心しています♬
    ツグミは群れない鳥だと思っていましたが集団で渡っていくんですね!
    地鳴きと囀り。良く聞いてみようと思います。

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  2. 頭かきの写真は、ワンチャンスでバッチリ!!・・・というのはなかなかありません。体の向こう側での頭かきだと、証拠写真にもなりません。あまりにも瞬間的過ぎて、撮り損ねたというのも日常茶飯事です。
    だからこそ奥が深いというか、とにかくハマってしまいます!!
    最近、実感するのは「普通種の方が難しい!! ハードルが高い!!」ってことです。
    そうは言いながらも、着々と撮れた種類は増えてはいますがね~!
    これから1ヶ月はシギチ中心の撮影になると思います。

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  3. 頭掻きは一瞬の事で見るのも大変です!
    それを撮るのは本当に大変だと思います。
    腕と根性でこれからも頑張ってくださーい!(^^)!楽しみにしています♬
    今日、学校のグランドにツグミが20羽!鳴きかわしている声も!
    ギョッギョッ、キョッキョッ、みたいな。なんて表したらいいか難しい~(;^_^
    こんなに群れているのは初めて見ました!
    もうすぐ大陸へ帰っていくのですね。

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  4. それはいいものを発見しましたね~!
    そうです、ツグミたちは渡る前に集結するのです!

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