「害虫図鑑 害虫エクスプローラ」でナシの害虫というのを検索してみたら・・・ドッヒャ~! いるわいるわ!載っていたのは約30種類!
カメムシはモチロンのこと、セミ・ガ・ヨコバイ・コガネムシ・カミキリムシの仲間がゾロゾロと紹介されていました。こりゃ農家は大変じゃ~!
このブログには多くの害虫(あくまで農家から見ての話です)が登場するので、こりゃ「害虫ばっかり載せるな~!気分が悪くならあ!」なんて農家のオッチャンからイチャモンをつけられちゃうかも?
さてさて、そのナシの害虫リストには載っていなかったので、安心して投稿しちゃおかなっと。
これは『コブウンカ』といいます。
もちろん右が頭。前翅のなかほどにコブ状に盛り上がった部分があるので、こんな名前をつけられてしまいました。
ナシじゃないけどイネ科の害虫かな? でも体長が3.5~4mmとまるで米粒クラスのミニサイズ。
今回はこの♂のパフォーマンスをご紹介しましょ。
画面の中央にドデンと構えているのが♀。左のやや小ぶりなのが♂です。
おっと、♂が動き出しました。サササッと♀の右側へ移動!♀は微動だにしません。
おおっ、こんどは♀の左に移動! けっこう素早い動きです。まだ♀は未反応。
♂がまた右へ。おっと、ここで♀が翅を広げて、ようやく反応を示しました。
おおっ!それを見た♂は大胆にも♀の頭にお尻をくっつけた~!ここで数秒間フリーズ!
♂が離れた瞬間に♀はここでも翅を少々広げた・・・ってことは、何かを感じたってこと?!
♂がフェロモンを放った? んんん?!?! もしかしたら放屁かな?
♂がフェロモンを放った? んんん?!?! もしかしたら放屁かな?
♀が「ほえ~!」または「くっせ~!」って言ったかどうかは、サイレントワールドのため想像するしかありません。・・・チャンチャン!
この出来事のあいだ中、アリ君(あまり興味がないので、名前は調べてアリませ~ん!)は、茶々を入れることなく、じっとこの行為を見つめて立ち会っておりましたぞ!
まぁ~お暇なアリだこと!虫の恋路?を邪魔もせず見つめていただけとは。いや、もしかしたらアリさんは、このコブウンカが出す何か?を狙っていたのかもネ。タダそばにいただけじゃつまんないからなぁ。
返信削除ウンカだからイネ科が大好きでしょうから、イネにもつくんでしょうネ。でも大量発生しないんでしょう。イネの害虫としてこの名前聞いたことないもんね。やはり何事もほどほどにがちょうどいいノダ。
このコブウンカ、とにかくあまりにも小さすぎて目立たないので過去にも1度しかみたことがないのです。この程度の大きさだったら、もしも少数派だったら害虫にはならないような気はするけどネ!
返信削除Tropidocephala festiva、ヒメコブウンカじゃないでしょうか。
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