誰かの落とし物


ここはいつもの里の家に向かう橋


おや?、橋の隅にこんなものがいくつも落ちていました・・・が、よほど気をつけて見ないと見つからない大きさと色。

「歩くときはいつも下を向いているべし。なぜなら方が金目のものを探せる確率が高いから」というのが我が家の家訓・・・なんちゃって!


橋の上を隅から隅まで、さらに落ち葉のなかまで、くまなく探して見つけたすべてがこれ! 
何と23個も見つかりましたぞ~!
上を見れば10mほどのところにコナラのような木が見えます。


だからきっと、落とし主はこの『アシナガオトシブミ』のママ 



または、この『ヒメクロオトシブミ』のママのどちらかにちがいありません。

「どうしてそんなことが言えるんだ?適当に言ってんじゃね~の?」 
いえいえ、そんなことはありませぬ。①コナラを食樹にする ②ゆりかご(揺籃)を作ったら切り落とす ③ゆりかごの形と大きさ・・・エトセトラの総合的判断から、この自称「どら猫ホームズ」がひねり出した答えなのでござる。

何なら月末頃に見に来てみる? ゆりかごから、きっとどちらかが出てくるからさっ!

3 件のコメント:

  1. たくさんありましたねぇ!揺籃の大きさもそれぞれってな感じですよね。ちゅうことは両方いるのかな?そう言えば今年はヒメクロもアシナガも見ていなかったっけ?ありゃまっ!どこ見てんのじゃぁ~なんて言われそう。

    それはそうと、もしかして里の家に「ルイスアシナガオトシブミ」はいませんかねぇ。なぜそう思ったのか・・・里の家には大きなケヤキが一本あるし、その下に流れる灰ノ木川の斜面にも小さいケヤキが数本生えているのを確認したから。小さなケヤキの方は、クリ畑のほうから葉っぱのあたりを十分確認できます。一度、調べて下さいな!

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  2. へい! ルイスちゃんは私の大好きなオトシブミの一つなので、いつもいつも気にはしておりますが、もう少し北でないと見れないのかもしれません。
    過去には水窪町、気田川上流の明神峡、豊根村のみどり湖でしか見たことしかありまへん。

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  3. やっぱそうですか。ケヤキとかハルニレを利用するわけだから、少しばかり北寄りですよね。
    こんな狭い静岡県西部地方なのにちょっとした地形差と気温差でそこに住む昆虫が違ってしまうなんて、これもスゴイことなのだ。

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