こわ~い猛毒

里山で強烈な毒を持ったものといえばいろいろいます。
マムシ、ヤマカガシ、オオスズメバチ えとせとら・・・

今回、ここにめでたくその猛毒ブラザースに名乗りを上げた新入りさん!


それがこの『ヒメツチハンミョウ』ちゃんで、これは♀。

ハンミョウという名前が付くけど、普通の「ハンミョウ科」とはまったくの別種で「ツチハンミョウ科」に属します。


これが里の家の庭を歩き回っておりましたぞ!「ぎぇ~~!」 こんなところにいるなんてビックリです!

触ると死んだふり(偽死)をして、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌・・・それが「カンタリジン」という有毒物質で30gもあれば人間が殺せるという猛毒です。
30gというのは大さじ2杯分! その毒液に触れると、水泡性皮膚炎になるので注意が必要なのです。


だから、よい子の皆さんはこんなおバカなことを真似してはいけませんぞ~!

ちなにみだけど、この「ヒメツチ」ちゃんのボーイフレンドは、ものすご~くかっこいい触角をもっております。それについてはこちらをご覧ください ⇒ パフォーマンス

2 件のコメント:

  1. おぉ~里山にもいましたか!やはり新発見は必ずあるのだ。
    これだからやめられまへんなぁ~!

    しかもこれで甲虫の仲間ですからねぇ~。世の中は、知らないことだらけじゃぁ~!

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  2. 体は触るとプニョプニョだし、翔べないし・・・と甲虫らしからぬ特徴ばっかし!

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