青は幻の色

この2枚の『カワセミ』を比べて、同じ鳥でどうしてこんなに色が違うの?って不思議に思わない?
思わない人は①理由を知ってるから ②そんな事どうでもいいから  
②と答えた人は早期痴呆になる可能性があるぞ~!・・・悪いこと言わないから、もそっと好奇心を持ったほうがええど~!

こちらはオス くちばしは真っ黒です。


こちらはメス。くちばしの下に口紅をつけたのがママ!って覚えると簡単だぞ~

メスとオスの違いで色が変わっているということでもありませぬ。クチバシ以外は雌雄同色ですから! 

ちょうどいい本があったのでそれを参考にしてもらおうかなっと。

 カワセミの青い羽の色は構造色・・・つまり幻の色であって、青い色素に基づく鳥は殆ど存在していないそうで、構造色が主となっています。羽の構造に光が反射、屈折して青い色として見えているだけ。空が青く見えるのと同じ現象であり、「チンダル現象」と呼ばれています。(引用は「鳥の雑学辞典」山科鳥類研究所 紀宮清子)

※この項目の執筆者は現在の黒田清子さんだけど当然知ってるよね?
彼女はカワセミの研究者としてはそこそこ知られていて、平凡社の「日本動物大百科」のカワセミ項目の担当もしておりましたぞ。

「チンダル現象」が分からない? それについては自分でググってね!

1 件のコメント:

  1. 多くの美しく輝くチョウチョや甲虫の仲間も構造色でしたよね。インコの緑の羽根も構造色なのだ!ちゅうことは光り輝く色のほとんどが構造色ちゅうことかいな?

    返信削除