その羽を拾ったことあるけど何とも不思議な羽です。手で伸ばしてもまたカールしてしまいます。きっとアイロンかけてもダメじゃろね~! 言ってみれば形状記憶羽毛ってやつです。
オスの尾羽
こちらはメスの尾羽
図鑑を見るとオスのエクリプスの時と換羽中にはカールの羽が書いてないので、換羽の後すなわちメスにプロポーズする頃になってカールしてくるみたいじゃね~!
これは他のカモにはない特徴で、エクリプスの時にカールがないってことは、きっとこのクリリンはメスへのパフォーマンスじゃな?
なかなかのチャームポイントでしょ?
メスにはそんなの生えてこないよ~
エクリプス(eclipse)って何じゃ?・・・だって? もともとは「日食や月食などの食のこと」を意味します。そもそもマガモのこの綺麗な色はメスへのプロポーズ用のお化粧で、要するに繁殖羽!
繁殖が終わればもう次回まで用がないので自分も地味な目立たない色に変化するのです。
日本に渡って来た頃は、まだエクリプスか繁殖羽になりかかりの頃で、これからキレイな繁殖羽に変化していくのです。
だから渡ってきた頃は「あれっ、オスがいないじゃん!」と勘違いされることもしばしば。微妙に違うけど図鑑とにらめっこしながら覚えてねっ!
いつもながら、お勉強になるわ〜ありがとうございます。
返信削除ちと調べてみました。
返信削除エクリプス(eclipse)って「除外する」とか「覆い隠す」とか「影を薄くする」なんちゅう意味もあるんですね。
どうりで繁殖以外の時は「影が薄く」なってるわけだ。
ちなみに生殖羽は「nuptial plumage」って言うらしいですよ。
あれ?里山でマガモは見たことあったっけ?一度だけ田んぼ池から飛び立つところを見たような、そうでないような・・・。
返信削除里山では、田んぼに羽が一枚落ちてたことがあるだけの記録です。カルガモ以外にホンモノは見たことないっす!
返信削除まだ作り始めの椎平ビオトープででコガモを数羽確認したことがあります。それ以来見たことないなぁ~。やはりちょっと浅すぎるかもね。
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