学力テスト Vol.401-2 その解答 オニアジサシ ~ 世界最大 ~

 オニアジサシ ~ 世界最大 ~

「鬼」と言われるだけあって、メッチャ大きいです!

怖いもの知らずのウミネコの幼鳥が近づいていきました。
「オニアジサシ」はウミネコよりも大きいのです。

「ガオ~ッ」

 ・・・と言ったかどうかは分からないけど「オレさまに近づくんじゃね~!」と追い払っていました。

学名は「Sterna caspia」すなわち、「カスビ海のアジサシ」
命名の由来はカスピ海周辺でよく見られることから名付けられたようですが、実際の分布は南アメリカ以外で見られる世界的な鳥。ただし日本ではかなりの珍鳥です。

 英名も学名に準じて「Caspian Tern」となっています。学名は一度登録したら変更や訂正はできません。カスピ海以外でも分布しているという、実情にそぐわなくても名前はそのまま使うしかないのです。

全長は53㎝で、ハシボソガラスよりも でっかい!
さて体重は?と言うと、何と650gと軽量です。650gとは空のビール瓶ほど。


 どうしてこんなに軽いのか、今回は鳥の体の構造の中でも「骨」に注目してみました。
ヒトの骨は中がビッシリと詰まっていて、骨は全体重の20%ほどを占めていますが、鳥の骨は内部が中空で、支柱で支えるようになっているのです。イメージは橋梁のトラス構造を想像してください。
 すなわち体重を減らすために、これでもかと言うくらいに進化しており、骨は全体重の5%しかないのです。
 さらに、骨の数を減らすという方法をとっています。
鳥には歯がありません。歯がないということはそれを支えるあごの骨も不要ということなのです。

20㎝ほどもあるアジ?を見事にゲット!

その狩りは迫力満点です!

頭かきは予想通りの「直接型」でした。

 さて、もしもあなたに自分の力で空を飛びたいという願望があったら、鳥のように羽の生えた腕と、ヒトの手として使える腕を交換してみたいと思いますか?


 以前「モーターグライダー」に乗せてもらったことがあるけど、やはりヒトの作ったものだけに音もうるさいし、シートの周囲を機械に囲まれていて、下界の景色に集中できません。鳥のように自由気ままに飛んでみたい~~!!

※この件は、ブログ内の「夢の浪漫飛行」「天国からこんにちわ」で検索できます。







3 件のコメント:

  1. カスピ海のアジサシ 何か カッコいい~(^^)
    ハシボソガラスより大きいんですね~
    鳥の骨は内部が中空 人だったら大変!!
    私は定期的に骨密度検査受けてます(^^;
    鳥は支柱がしっかり支えているから大丈夫なんですね!
    一瞬だったら鳥のように大空をとんでみたい!♬

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  2. 私がやってみたいのは、ハンググライダーです!
    バンジージャンプは怖いからダメ~

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  3. ハングライダー♬ 鳥の気分になれそう~
    funtenhideさん 頑張って(^_^)/

    私は一人では怖い・・・
    インストラクターと一緒なら挑戦出来たかも~
    足腰に問題がない時に挑戦したかったな~(^^;

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