学力テスト Vol.398-3 その解答 ミヤコドリ ~ 二枚貝の受難 ~

 ミヤコドリ ~ 二枚貝の受難 ~

チドリ目の中には、直接頭かきをする「シギ科」と間接頭かきの「チドリ科」などがいますが、ミヤコドリはどちらにも入らずに「ミヤコドリ科」に属します。彼はどちらの頭かきをするかわかりますか? その解答はのちほど。

ホンの40年ほど前まではかなりの珍鳥だったけど・・・

現在では限られた場所ではあるけど、100~300羽ほど集結する場所があります。

静岡、愛知にはこんなすご~い場所はないけど、最短では三重県。
関東では千葉県の三番瀬などが有名どころ。

横から見るとかなり大きめのくちばしですが・・・

縦方向から見ると扁平で先も尖っています。
これが二枚貝を開けることに進化した自慢のくちばし!

スズガモ君も二枚貝のアサリなどが大好物です。
が、彼らは豪快にゴックンと丸飲みするだけ! 
このあとは砂のう(砂肝)でゴリゴリとすり潰すのです。

ミヤコドリの英名は「Oystercatcher」すなわち「カキを取る鳥」で、その名のとおり二枚貝が大好物!
貝の隙間からササッと嘴を差し込んで貝柱二枚貝の貝殻を開閉する筋肉)をあっと言う間に切断してしまいます。これで二枚貝は為すすべもなく中身を食べられてしまうのです。

シジミのような二枚貝を見つけました。
あれれ? 開けるのがめんどくさいのかそのまま飲み込んでしまいました。

たまにはゴカイなども
このように背中が茶褐色でピンクの足の個体は幼鳥です。

ここからの数枚は、御前崎で撮ったフィルム時代のお宝画像です。

最もお気に入りだった写真がこれ。

カニ君との2ショットで、ミヤコドリ君もただカニ君を眺めているだけのノンビリとした雰囲気が大好き!

と思いきや、しばらくするとガブリ!!

ブンブン振り回して足を取っています。やっぱり食べちゃうのか~

さてさて本題!

まずは左足をそ~っと上げて

次に左の翼を下げて

見事な「間接頭かき」 気持ちええな~~~!!

終わったら、左足を戻してから翼をたたんでミッション終了!

こちらは2羽で見事なシンクロナイズ!!
さて皆さん、頭かき方法の予測は当たりましたか?





















3 件のコメント:

  1. カニ君との2ショット🎶ほのぼの~
    仲良しに見えますね~(^^)
    ミヤコドリは間接頭かきなんですね!
    順を追っての写真が見事です!
    とっても良く分かります🎶

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  2. クイズの解答の時に、ミヤコドリの頭かきを「直接頭かき」で正解と答えてしまいましたが、ホントは「間接頭かき」です!
    その時は何をボーっと考えていたのやら・・・チコちゃんにド突かれそうです! ここに改めてお詫びを申し上げまする!

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  3. ドンマイ ドンマイでーす!

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