目の色を変える

先日kunichanが書いていた「からだ言葉」。
何と6000もの言葉があるんだってさ!使うのが減っているなんてホントもったいない話です。
日本人の豊かな感性だからこそ使える言葉なんだからジャンスカ使わなきゃねっ! 

ところで「目の色を変える」ってのは驚いたり、怒ったり、夢中になったりして、目つきを変える。・・・という意味だけど、鳥の場合はなぜ目の色を使い分けてるんじゃろか?誰か知ってたら教えてね。

日本の小鳥類のほとんどは虹彩が日本人と同じ褐色系なので可愛く見えます。
だから分かりやすい例として、カモメ類のウミネコとユリカモメに登場してもらいましょう。
鳥好きの友人に「ウミネコの顔だけはどうしてもイヤじゃ!大っ嫌いじゃ~!」というのがいるけど、これも原因は目にあるようです。歌舞伎の隈取(くまどり)ように、アイリングが赤いのも目をきつく見せている要因じゃろね~。


こちらがその『ウミネコ』君 なかなか「目ぢから」がありますね~


片や『ユリカモメ』は、けっこう性悪な性格を、このかわゆく見える瞳でぶりっ子してるって感じ!


かのエリザベス・テイラーの目の虹彩の色が非常にまれなバイオレットであるといわれているのは有名なお話らしいけど、そんなすごい色をしてたとは全然気づかなかったな~!美人っていうだけで、ついついボ~っと見ちゃってたのかなあ?

ところでアンタの好きな彼女の虹彩は何色? えっそんなの知らないって? ダメじゃん!もっとそばに行ってよ~く見なきゃ! もしかしたら赤ちゃんのように澄んでいて、すっごく素敵な色かも!
「目の中に入れても痛くない」ほど好きなんでしょ? 

あれっ? この言葉って子供や孫に対しての時だけで、恋人や奥さんに使っちゃうとチト変? いいのいいの! 少しくらい違ってたっていいよね?・・・ということでジャンジャン「からだ言葉」を使いましょ!

ついでだけど、「目病み女と風邪引き男」という江戸時代から使われた「からだ言葉」もあります。意味はどちらもに色っぽいということらしい。
「目病み女」は目の病気で瞳がうるんで色っぽいという意味です。「目やに女」じゃないぞ~!それだと目クソになっちゃうから。

「風邪引き男」も、ちょっとした風邪を引いて、喉に白い布を巻くとその男っぷりはいやが上にも上がるし、ましてや、治りかけの風邪声はどうしても低くなるので、尚一層その声を魅力あるものに変えてしまう・・・ってことらしい。
こんなふうに軽症なら異性に好印象を与えるけど「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」ってことも忘れないでね!真っ赤な「ケリ」みたいになっちまった目だとか、鼻水をジョボジョボたらしてたんじゃ誰も近寄っちゃくんないぞ~!
 
そういえば風邪を引いた時の女性の声って色っぽくて好きだな~
でも里山に来る女性たちは、風邪なんてまったく引かないような逞しい連中ばっかしだから、この色っぽい声ってのが聞けなくて残念なり~!

4 件のコメント:

  1. やはり人間で言う白目の部分は、黄色よりも茶褐色のほうがカワユイよね。

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  2. 「目の色を変える」は、「カラーコンタクトを入れる」&「目の中に入れても痛くない」は、「目薬」なんてぇ風に解釈されるかもね。これが現代なのだ。

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  3. じゃあ、私が考えた新語を披露しちゃおっかな! ①目から火が出る・・・星飛雄馬がライバルに燃えた時に出す炎 ②目鼻がつく・・・正月の福笑いのこと こんなゲーム今の子は誰も知らないかな~? ③目もくれない・・・紅葉など赤いものを見すぎて目が赤くなってしまったこと。 おそまつさまでした~ チャンチャン! 
    今年はダジャレにも挑戦しようかと思ったけど、里の家にはベリー・パイさん& Benjaminさんという強力なメンバーがいるから思いとどまった野田!

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    1. はい、お互いダジャレの世界に引きずり込まれないように注意しましょ!

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