目は口ほどにものを言い

世の中には鳥の眼がキライ!・・・っていうのが理由で鳥を好きじゃない人もいるらしいね~
確かに虹彩(日本人の場合だと濃い茶色の部分)が白だとか黄色だとか赤なんてのは人間にはないし、あの大きい目でじっと見つめられると見透かされているようでイヤなんだって。

今回は『ドバト』での比較をしてみましょう。
これは同じドバトでも虹彩の色が変わるとこんなに顔つきが変わるという見事な見本!

その前に、そもそもドバトの名前の「ド」を小馬鹿にした意味でドケチなどの「ド」と同じだ思っている人がいるんじゃない? 
それは大まちがいで、この鳥は奈良時代に外国から持ち込まれたと言われ、その時に神社仏閣などに住み着いたことから「だうばと(堂鳩)」「たうばと(塔鳩)」などと呼ばれていたのがドバト(土鳩)の語源ではないかと言われているんだってさ。

ドバトは野鳥じゃない!と、言われていてバードウオッチャーからは見向きもされませんが、本来はヨーロッパなどに住んでいる『カワラバト』がご先祖様のれっきとした野生種。
あちらの野鳥図鑑には「Rock Dove」または「Rock Pigeon」(学名はColumba livia)と掲載されておりますぞ!


この写真提供はkamechanです。公園で見つけたらしいけど、この鳥だけが ものすっご~く可愛い顔をしてたんだって!フムフム、なるほどなるほど。


こちらがありきたりのドバトで、虹彩はキジバトと同じようなオレンジ色。
確かにかわゆい顔とは言い難し!性格まで意地悪そうに見えてしまいます。

1 件のコメント:

  1. へぇ~ドバトはそんな昔からでしたか!そのドバト、我が家というか我マンションでは、嫌われ者。ベランダにこっそり・・いや堂々とかな?巣を作るんです。何と言ってもご近所が四つ池公園・・ドバトにとってはとってもいい住環境なんですね。それを狙ってか冬に時折、ハヤブサやハイタカがやってきますヨ。そう言えば里山では上空を横切るドバトしか見たことないなぁ。

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