学力テスト Vol.300-5 その解答-４ ヌートリア

ヌートリア　
漢字の表記は「沼狸」　ネズミの仲間だから「沼鼠」の方がいいと思うんだけど、体がでっかいからかな？ 　スペイン語でカワウソ（の毛皮）のことらしいっすよ。

このブログを書くには、当然ながら下調べをするし、そうすると今までうろ覚えだった知識が一応ながら、ちゃんとしたものに上書き更新されるってこと！

今更、その歳でそんなの覚えてどうすんの？だって？！　
アータね～、これからは「人生100歳」なんですよ！　我々の年代なんてまだまだ小僧！
今までのように薄っぺらでいい加減！うろ覚えの塊！！　みたいな考え方と知識じゃ、世の中 渡っちゃいけね～っすよ！　と、少々ではありますが、反省をしている日々なのでございます。日々これ精進！・・・なんちゃって！

まあ、ホントのところはこんな晴天なので、タカの渡りを見に行かなくっちゃ～ってところなんだけど、今日は１０ｍの強風だし、すなわち体感温度だと３℃くらいだし、強風だとタカも翼をたたんでビュ～～ンとすっ飛んじゃって、撮るのが大変だし～、こんな日にゃ誰も仲間は行ってないだろうから、一人じゃつまんないし～・・・家でTVでも観ようかな！　＆　蕾の大きくなってきたクレマチスの手入れもしなっくっちゃなんね～し～
そんなわけで、どら焼き片手に、これを書いております。デヘッ！

さてさて本題。
「日本の侵略的外来種ワースト１００」という仰々しいリストに、アライグマとともに登録されているヌートリア君。
被害額が年間1億円（水稲、ニンジン、サツマイモなどへの被害や、河川の土手や田んぼの畔に穴をあけるなど様々な被害）ともなればやっぱり、ワースト１００の中でもワースト１０にも入るんだろうね！
詳しくは「ヌートリア 国立環境研究所　侵入生物データベース」をご覧ください。

静岡県以北では神奈川県や東京には、ほぼいなくて、埼玉県と福島県(北限）だけらしく、
以西では関西以西に最も多く、四国、九州では少ない。
かつては軍服用の毛皮の材料として南米から持ち込まれた・・・というようなネットに書いてあるようなことはさておき、身近なお話を。

これは正月早々に、ハス畑でオオタカがオオバンを襲うところを土手の上から観察しようと待機している時のこと。

こちらが電柱の陰で椅子に座ってじ～っとしていたので、気づかなかったようです。

足元の雑草の中からゴソゴソと出てきました！　どうやらここがねぐらだったようです。

　

こちらがジ～ッとしていたし、ずっとカメラを向けていたので、こちらの顔はまったく見えない状態で、私は上下がOD色のダウンの服装。警戒心は皆無のように泳ぎ回っていました。もしかしたら視力はそんなに良くないのかな？

この時の距離は何と２ｍ！　ヌートリアはとにかくでかい！げげ～、これでもネズミの仲間かい？！というくらいに、すっごくでっかいです！

前歯は特に大きくオレンジ色！！　この歯はずっと伸び続けるんだそうな！

タイワンリスといい、このヌートリアも写真の対象としては撮っていてもウキウキしません。ドバトやソウシチョウ、ガビチョウの時にもそんな気分になるので、やっぱり、彼らは外来種だからなんだろうね～　彼らには何の罪もないんだけどサ！

おまけとして、上記の話に出てきたオオタカ juv. の写真を添付しておきます。

最初に見たのは、この数日前のこと。ミコアイサやハシビロガモを撮っていた時です。

オオバンがのんびりとレンコンを食べていたら、オオタカの幼鳥が水面すれすれに飛んで来てオオバンを捕まえました。あっという間の出来事です！！

きっとここは狩り場のはず！　ということで、この日も見張っていたら案の定、狩りのシーンをパパラッチ～～！！

身の危険が迫っているのも知らずに、大好物のレンコンを食事中

背後からは音もなくオオタカが水面すれすれに飛んできて、オオバンをガシッと捕まえてしまいます。

オオタカは獲物を捕まえると、しばらく沈めて溺れさせます。

オオタカは水上のカモ類などを襲う時も同じ方法を使います。

手前にいるホシハジロ(左）とオオバンは怖がって逃げることもなく、そのシーンを興味津々で眺めています。

オオタカの後ろに飛んできたのもオオバン！　何と、わざわざこの近くまで来て、様子を観察していました。

このように鳥たちは自分に被害が及ばないとなると、けっこう近寄ってくるのです。

オオタカは怖いけど、好奇心はたっぷりってこと？　それともこの事件から何かを学習しようとしているのかな？！？！　とにかくちょっと不思議な行動でした。