オオバン その1 ~ ド派手なシグナル ~
いよいよ始まったサッカー・ワールドカップ! 見どころの一つにサッカーとは全く関係のない視点から楽しむ方法として選手のヘアスタイルがあります。今回はどんな奇抜なヘアスタイルの選手が登場するのでしょうか?
今回はそんな選手たちの、さらにさらに上をいくパフォーマンスのヘアスタイルをご紹介!これを「カッコイイ~~!」とか「カワイイ~~!」と評価するのか、はたまた「ゲゲ~!」とか「なんじゃこりゃ~!」と思うのか・・・ここはあなたの感性が問われる瞬間です。
これが産まれて数日で、巣から出てきたオオバンのヒナです。
オオバンはシベリア南部・アムール川流域・中国東北部(満州)などから冬鳥として渡ってきますが、佐鳴湖でも春以降で少数を見かけるように、一部は国内でも留鳥として留まっています。
※留鳥とは1年中一定の地域で生息し、季節によって移動しない鳥のことです。
ということはこの辺りでも繁殖してもよさそうなのに、そんな話は聞こえてきません。もしかしたら旧養鰻場の跡地などで繁殖しているのかもしれないけど、どこも私有地なので探す事ができません。そんなモヤモヤが続く中、と或る場所でヒナが産まれた~!!という願ってもない朗報が届きました。それ行け~!!
ハス田の真ん中に作られた巣を見ていると・・・おおっ、チラッとヒナの顔が見えた~!!
まだ産まれて2~3日目のようです。
しばらく待っていると、親が巣から離れました。すると・・・
いたいた~!! 5羽のヒナの顔が見えました。
それにしても聞きしに勝るド派手な顔です。
こちらが同じクイナ科で近縁種のバンのヒナです。
オオバンと同じく、こちらもまだ産まれてから7~10日ほどのヒナたち。
近縁種だけあって似ていますが、こちらにはチラ毛の金髪がありません。
オオバンのヒナ
金髪、赤毛、黒髪の混じった見事なグラデーション
オオバンの頭部を見て、まず連想するのはハゲワシ類やコンドルの頭部。
彼らには羽毛が生えていません。なぜ羽毛がないのか?
それは彼らが肉食だからです。
大型動物の体内に頭を突っ込んで死肉を食べるため、もし頭部に羽毛があると血や腐敗物などが羽毛にこびりついてしまいます。
だから首や頭を裸にすることで ① 汚れが付きにくい ② 乾きやすい ③ 日光での紫外線によって殺菌できて衛生的・・・といったメリットがあるので、わざわざ羽毛がないという進化の道を選んだのです。
あれ?オオバンって肉食じゃないじゃん?!?! そうです、彼らは草食です。ではなぜ、こんなド派手な頭になっているのか?・・・ですよね?
単に成長過程で羽毛が生えていないのではなく、ちゃんとした別の理由があるのです。ヒナたちは水草の陰や薄暗い場所などで親からエサを貰います。
その時に、親から見たら黒い体だけのヒナでは見つけるのが大変です。
そこでヒナたちは ① 赤ら顔で皮膚が丸出し ② 先端が白くなった赤い嘴 ③ 金髪のチラチラ羽毛(チラ毛)といった非常に目立つ顔をしているのです。これは親に向かってのパフォーマンスなのです。
これは一般の小鳥類が茶色や迷彩で目立たない「隠ぺい色」をしているのに対し、オオバンは全く逆の「早く親に見つけてもらって、たくさんエサをもらう」すなわち「わざとド派手に目立つ」ということに進化したということなのです。
研究者から見ても「進化的にも非常に不思議」と言われるグループなのだそうな!
親のところへ行きたくて巣から降りるところですが、まだ脚力がないので転げ落ちそうです。
せっかく巣から降りたのに母親が巣に戻ってしまいました。
巣にはまだ水辺に降りられない末っ子が残っていました。
それを「ええ~っ」と唖然として見つめる水辺に降りたヒナたち。
うんしょ、うんしょ また巣に逆戻り!
こんな繰り返しで体力をつけていくのでしょう。 次回へ続く。
バンのヒナを初めて見た時の驚き、覚えています(#^^#)
返信削除オオバンの繁殖を見られる時もあるんですね!!
オオバンのヒナ♬なかなか派手ですね~!!(#^^#)
ヒナは可愛い。元気に育って欲しい~
オオバンのヒナも。それなりに可愛い。。です。。(#^^#)
toriotomeさんは「バンのヒナの方が可愛い」・・・のかな?
返信削除では次回載せる「その2」を読めば「それなりに可愛い」から「かなり可愛い」に昇格してもらえるかな?
「バンのヒナの方が可愛い」わけではありませーん!
返信削除どちらも「それなりに可愛い」のです(#^^#)
「その2」が楽しみです♬
サッカー オランダ戦引き分け 日本頑張りましたね!