木か草か・・・


植物の生育方式の区分で使われるのが

木本(もくほん)と草本(そうほん)


まぁ簡単に言っちまえば

木と草です。


「なぁ~んだそんなこと、あったり前じゃん!
この世の中、木と草だよねぇ。」


そう、その通り!

私たちが目にするのは、ほとんどが木と草


ところでキクって草?それとも木?

普通は草ですよね。


でも、ここ里山では雑木林の下の
日当たりのいい斜面を見ると

こんなキクの仲間が花をつけています。





コウヤボウキ

このうす~い紅色

なんとも言えませんネぇ~!


日本の色ですよねっ。


このコウヤボウキの由来などなど・・・
ちょっとした説明をご覧になりたい方は
こちらをクリックしてね!

コウヤボウキ いち

コウヤボウキ に
 


そして
このコウヤボウキは草本ではなく

落葉小低木と呼ばれる木本に分類されているわけ。


なんとなく木の感じがわかるかなぁ~?

木といってもドンドン太くなって何十年も生きる
ってなわけじゃなくて寿命は二年とか。

ちょっと中途半端な木なんです。



ちなみに
写真のようなキレイな花は一年目の枝につきます。


そして冬にはタンポポと同じような種子が
ずっと残っているのを見かけること多々あり!

それを見るとやっぱキクの仲間だぁ~!なんて
やっと実感できるのであります。

多分、もう花は終わってしまった?けど
種子はこれからですよぉ~
探してみましょ!





1 件のコメント:

  1. これ、かわいくて目立ちますよね。花の時期もかわいいし、冬に種になった状態のも結構目立つ。そして高野山でほうきにしてるっていうお話、ワタシはこの植物のどこをほうきにしてるのかナゾだったんですが、これ、枝というか茎を束ねてほうきにしてるんですねー。でも繊細な感じのほうきですよね。

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