「オツネントンボ」を同定するポイントに「縁紋」という部位があると書いたけど、今回はその続き。
私が子供のころから大好きな『ギンヤンマ』君。もちろん彼の翅にも縁紋があります。
えっ、見えないって? 久々にこんなにしっかりと撮れてるのに?・・・ガックリ!
もっと目をでっかく開けて、ついでに心の目も開いてよ~く見て! おっと、心の目は赤ちゃんの瞳のように澄んでいないと見えないかも?
じゃあ、これならどうじゃ? 左の後翅の先端の方にチョビッと黒い長方形が付いてるでしょ? これが「縁紋」!
これは「見つけたらラッキー(オツネントンボ)」のコメント欄でhapaちゃんが書いてくれたように、トンボの飛翔にはものすご~く大事な役目をしております。
飛行機だってこの縁紋にヒントをもらって、飛行中の振動防止装置を作っているくらいですから・・・
飛行機だってこの縁紋にヒントをもらって、飛行中の振動防止装置を作っているくらいですから・・・
そのことについては、こちらも参考にどうぞ ⇒ どちらが家主?
それと今回は、その「縁紋」がないトンボがいるってのをご紹介。
『ハグロトンボ』という、里山ではおなじみのヤツだけど、このトンボには「縁紋」がありません。
カワトンボの仲間には「偽縁紋」と呼ばれる縁紋状のものがあるんだけど、このハグロトンボにはそれすらありません。
その理由?そんなの知らないからこのトンボ君に聞いてくれ~
ほぉ~ハグロトンボにはなぁ~んもないのですネ。縁紋が翅の振動制御をするのなら、それがないハグロトンボは、もしかしてフラフラしてる?そう言えばそんな感じの飛び方しているかも。待てよ、じゃぁチョウトンボはどうじゃ?あいつらもなんとなくフラフラ飛んでる。なんて思って写真を調べてみたら縁紋があるでねぇか!縁紋ってどうなっとんのじゃぁ~!
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