例年、ジョウビタキは10月20日頃来るのに、ツグミ君はいつも1ヵ月遅れで11月20日を過ぎないと見れません。 ツグミが来るといよいよ冬本番!
里山は草刈りもほぼ終了してすっかり冬のたたずまい。多少、小雨が降っていたせいもあるけど、虫の気配はぜんぜんありませんでした。おっと、コバネイナゴが1つだけいたっけ!
寒~い冬の中でも成虫で越冬するという、不思議なトンボがいます。
これが成虫越冬するトンボの1種で『オツネントンボ』 飛び回っているわけではないので見つけるのは幸運のみ! チャンスがあるとしたら、あまり風の当らない陽だまり。
もしも運よく、この枯葉色を見つけたら、すぐに「縁紋」をチェックチェックじゃ~!
「縁紋」というのは翅にある長方形の模様。
翅を閉じた時に前後で重ならないというのが特徴です。
こんな感じで前後にずれています。
オツネントンボに関しては一度書いているのでそれをどうぞ。→ 寒中お見舞い申し上げます
わーお!♂も♀もばっちり撮れてる。すごいなあ。縁紋もほんとにずれてるんですね。何でかしら〜??翅の長さが違うの?翅の付いてる位置が違う?縁紋の位置が違うの?なぞだ。そもそも何のためにずれてるのかしら〜。
返信削除縁紋が前後にずれてる理由というのを、かなりしつこく調べてみたけど結局は不明!
返信削除翅の長さは確かに違っていて写真を測定したら後ろ翅の方が少し短いようです。
付け根の位置も明らかに違うしね。それでも翅が重なった時に、先端が同じになるようになっています。
翅が重なった時、後ろ翅の縁紋が前側にずれている!・・・ということはあちこちに書いてありました。
だから彼らが意識してに縁紋をずらしていると思われるけど理由は不明! ホソミイトと間違わないようにしている? そんな簡単なことじゃないような気がするんだけどな~
もういいにしよっと! ああ疲れた~、フンッ!
縁紋って言うんですネぇ~。初めて知りましたぁ!縁紋っておそらくトンボが飛ぶために必要な何かしらの役目を持っているんでしょうネ。まさかデザインって言うわけないもんなぁ。
返信削除ずれてるって言うのは、前翅と後翅の縁紋がずれてるってぇことだよね。ありゃ、他のトンボはどうなんだろう?オツネントンボだけがずれているのなら、やはり何か飛び方に違いがあるのかなぁ?だいたいオツネントンボが飛んでいるところをじっくり見るなんちゅう機会がないもんなぁ~。
縁紋って、飛行してるときに生ずる不規則な振動(フラッターというらしい)を調整する航空力学状の働きがあるって聞いたことがあります。でもこないだトンボの専門家の方に聞いたら、「だけど、翅、ボロボロになって縁紋ないやつも上手に飛んでるけどね〜」って言ってましたが。。
返信削除前翅と後翅のズレって、他のトンボの写真を改めて見てみたら結構ズレてるのありますね(アオモンイトトンボとか)。でもこれらのトンボは前翅と後翅のサイズがそもそも合わず、ズレていますねえ。なるほど〜、こんなチェックポイントもあったんですねえ。他の科のトンボも来年は思い出したら見てみよう〜。