飛行機に大事なのは風への対応。離陸する時には向かい風を利用します。
スキージャンプの沙羅ちゃんは残念な結果に終わってしまったけど、これには少なからず風が影響していたらしいですね~。
前の選手が飛んだ時は向かい風でいい条件だったのに、彼女のスタートになったら逆の追い風に! ホントに風の神様も意地悪すぎ~!
これではいくら王者の沙羅ちゃんでも距離を伸ばせないのは仕方のないところ。グスン!
さてさて、今回はカモについてその離陸方法をおさらいしてみましょう。
『カルガモ』君やマガモ君、オナガガモ君などの「淡水ガモ」の仲間は、飛び立つときに助走の必要はありません。 そのまま上へ「それ~、シュワッチ!」っと飛び立ちます。
それに対して『キンクロハジロ』君やスズガモ君のような「海ガモ」の仲間は「バタバタバタ~ それ~!」っと、水面を足で蹴って助走します。
余裕のある時はもちろん風上に向かって、すなわち向かい風を受けて飛び立ちます。「カワウ」君や「ハクチョウ」君などもこの方法。
飛び立ち方法が異なるのは海ガモのほうが、淡水ガモよりも翼が小さいのでその影響かな?
よくもこんな重たい体を助走もなく宙に浮かせることができるものだ。淡水ガモさんたちはスゴイ技の持ち主だよね。考えてみればすぐに飛び立てた方が危険から逃げれる可能性が高まると言うことかな?と言うことは、海ガモの方が淡水ガモより危険は少ない?いやぁ~そんなはずはないか!でも進化と言うのは、それなりに何かしら目的を持ってるはずだもんね。
返信削除海ガモはとっさの危険を察知したら水中へ潜る手段を持っているんじゃないかな?
返信削除でもマガモの群れに上空からオオタカが襲ってきたときに、数頭が水中に潜ったのを見たことがあるので、淡水ガモでもいざという時は普段やらないこともやるんです!