これは前回の「学力テスト Vol.78」出したクイズの写真。
答えは『アオゲラ』のオネイサマだったけど、こんな細い枝にはめったに止まりません。だからコゲラと間違えちゃっても、ちっともおかしくないのであ~る。
里の家では、もしかしたらコゲラよりも見る機会が多いかも?
とにかく声だけはよく聞きます。聞こえてくるのは決まって家の裏手のコナラなどが群生している雑木林から。
ここから「キョッキョッ」とか「ケレケレケレ~」と鳴くのが聞こえてきます。
すぐにカメラを持ってすっ飛んで行くんだけど、ほとんどは撮れずじまい!タカ類ほどの警戒心はないと思うんだけど、とにかく相性がよくないんだよね~ フン!
キツツキの大きな特徴は木に垂直に止まること。そのためにいろいろな秘密兵器を持っています。
①まずはこの写真からもわかるように、くさび形の大きな尾羽!
これを垂直に止まった時に木に押し当ててしっかり体を支えます。羽軸がとても硬くできています。
②くちばしも大きく、しっかりとしています。なんせあの硬い木に穴をあけなければなりませんからネ。 よく脳しんとうを起こさないもんだと思いません? そんなの見たことないので、きっと全然平気なんだろね~
③足は対趾足(たいしそく)・・・すなわち指が前後に2本ずつとなっています。 普通の鳥は前に3本、後ろに1本です。、今まで気にしなかった人がいたら近くのスズメを観察してみてね!
要するに垂直に止まって体を支えるのには対趾足の形がベストなのです。
この足と尾羽でしっかりと支えて、木にダダダ~と穴をあけて、中にいる昆虫を探し出すのです。
ついでにだけど、アオゲラの「アオ」というのは「緑」という意味の方だということも覚えておいてね!
だから、アオゲラを漢字で書く場合には「緑啄木鳥」と書きます。
さてさて、今回いろいろ書いたことをいくつ、いつまで覚えているかな? ブヒッ!
同じ対趾足でもカッコウやオウムの仲間とキツツキの仲間は少し構造が違うんだよね。どう違うかよくわかんないけどネ。
返信削除アオゲラの特徴しっかり覚えましたよ~(^^)/
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