TVによく登場する、マレーシアなどにいるランの花にそっくりな「ハナカマキリ」とか、木の葉そっくりな「オオコノハムシ」のような腰を抜かすようなものすごいのはいないけど、里の家にもそれなりの擬態の名手が揃っておりますぞ。
こちらは『シロスジナガハナアブ』。ハチじゃありませ~ん!
こんな複雑な帯模様を持つ美しいハナアブもそうそういるもんじゃありませんね~。えっ、美しくなんかないって? 私って美的感覚が少しずれてるのかな~?いやいやそんなこたないっす!片桐はいりちゃんだって美人だし・・・ でしょ?!
これを見つけた時は一瞬「あれ?こんなアシナガバチっていたっけ??」と思っちゃいましたぞ!
先回の「スズキナガハナアブ」と比べてどっちがすごい? これは今年6月に里の家の縁側に来たのを見つけてカシャっと撮ったけどこれ1枚きり!グギ~、もっと撮らせてくれ~!
本によれば、捕まえると腹部を曲げて刺すような仕草をするんだって!一瞬でどこかに翔んで行っちゃったもんで、それを体験できなかったのが残念なり~!
翔ぶことにもアシナガバチに擬態しているらしく、肢を長く垂らして大きな羽音をたてて翔ぶ姿はハチそっくりなんだってさ。今回はそんな大事なことも気づかなかったわい!
そこまで念入りなら、天敵の鳥も絶対に騙されちまって素通りしてしまうことでしょう。
こんなのがいろいろ見られる里山ってのは、今更ながらだけど ホントにすご~いところ!・・・そう思わない?思うでしょ!
何かで見たことあるけど擬態って「捕食者がイヤな記憶を残していなければ意味がないし効果もない」・・まぁそうですよね。ハチに刺されて痛い思いを経験するから、ハチに似た他の虫を避けるようにもなるわけだもんね。つうことは、それなりに長生きして能力も高い捕食者っつうことかなぁ。やはり相手は鳥?
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