さて今回は『
アブラゼミ』の声についてお話ししてみましょう。夏でもないのにセミの話? そんなこと言わないの! 親は死んじゃったけど、こんな寒い日でもセミの赤ちゃんは土中で静かに生活してるんだからね・・・
スズムシやコオロギなどに比べて、セミはどうしてあんなに大きい声が出るんだろう? というのが今回の話。理由はバイオリンやチェロと同じだから!
要するにこれらの楽器の中は空っぽで何もないっしょ? それと同じでセミのお腹にも「
共鳴室」というのがあって、腹の中はほとんど空っぽ!翅の付け根にある背弁というところの内側に膜があって、この筋肉を動かすと膜が細かくふるえて音を出すんだって。
それが共鳴室で大きな音になるらしいぞ。当然ながら、鳴くのはオスだけっては知ってるよネ?
はい、セミの死骸を持つと感じるのは「あれ?軽い」なんですね。大きさの割に軽い。来年は、「セミの亡骸探し観察会」なんちゅうのやって重さ比べなんてしてみましょか!ついでにお腹の中も見せてもらいましょ。おっと、里の家あたりではちょっと無理かなぁ・・・。
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