なんてヘンテコリンなオジサンたち!

大人になった虫とり少年」を読みました。現在昆虫の世界に関わっている著名人の子供の頃の話をインタビュー形式でまとめていますが 北杜夫、養老孟司、福岡伸一、手塚治虫、茂木健一郎氏など虫を愛し、虫に学んだ人たちの昆虫文化史とも言うべきドキュメント本で、なかなか興味深い内容です。
虫に興味を持ち始めた人や虫屋の世界に足を踏み込んだ人、または虫に夢中になるわが子の行く末がちょっと心配・・・という人にも、ぜひ読んでほしい一冊!皆さんもぜひ図書館で借りて読んでね! これを読むと里山にいるオッチャンたちは「ただの普通の人」ってのがよ~く分かるぞ!

ところでムカデ、ヤスデ、ゴキブリ えとせとら・・・どれも不快な虫として嫌われておりますが、彼らだって紹介だけはしてやらないとね~ いちおう里山のメンバーなんですから!
百足と書いてムカデと読む。すなわちそのくらいたくさんの肢をもつということだけど、実際には種によって15対から47対の奇数の肢をもつとのことで偶数は稀な奇形なんだって。
英名のCentipedeもラテン語の百(centi)脚(ped)に由来してるんだそうな。




これは『トビズムカデ』といって日本最大で歩肢は21対! 里の家にもいて、これはハッサクの横の木で見つけたヤツ。たまに室内にもいるので、ここでの宿泊時にはもっとも警戒したい気味悪いヤツ!
こちらが何もしなければ刺さないとは思うけど、寝ている時に顔の上に出もこられたら払いのけるし、その時にガブリっと咬む可能性もあるある~! 毒はヒスタミンやポリペプチドを含み、噛まれるとハチに刺されたような激痛を伴うため、病院行きは確実!
やっぱしそんな心理的な不快感を催すので「不快害虫」って呼ばれても仕方ないかな?
相手のことを知らないでただ「キモ~イ!」って言ってちゃダメ!ちゃんと相手を知らなきゃ!

3 件のコメント:

  1. うへぇ~ゲジゲジだぁ。やっぱ「キモ~イ!」・・里の家で噛まれたらどうしましょ?

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  2. 脚の全部の本数が奇数かと思ったら左右の対の数なんですね。
    左右で違ったら歩きにくいよね。
    ところでこいつは噛むので害虫。不快害虫は見た目が気持ち悪いとか数が極端に多いムシです。イジメを根絶しましょう。

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  3. このブログに投稿を始めてからいつも感じていたけど、キモイやつになると皆さん異常に反応するね~ すっごく面白いっす!
    ホントは好きで好きでたまらない「隠れ不快害虫ファン」なのかい? 
    そういうアンタは?・・・って私のこと?私しゃヘビもガも好きくない一般人と同じですがね~!
    ここの人たちと一緒にしてくれちゃちゃ困るっす!

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