ウチワが小さい

 以前紹介した「ウチワヤンマ」の仲間で『タイワンウチワヤンマ』っていいます。
ウチワヤンマのことを知るには、その仲間を紹介して比較するのが判りやすいと思うから、我が家の近所でおととい撮ってきたばかりの彼を紹介することにしましょう。

 たぶん里山に来てくれることはないと思うけど・・・トンボの考えてることは分からないので、もしかしたら来てくれるかも?
 
 識別ポイントはウチワで、どちらもシッポ(正確には腹部といいます)の第8節にある半円状のウチワ(葉片といいます)が、ウチワはでっかくて中に黄色があり、タイワンはウチワが小さいのが特徴。



上がウチワで、下がタイワンです。



 名前から分かるように東南アジア系のトンボで、もともとは南西諸島や九州、四国南部にいたけど、温暖化の影響からか北上が続いていて、現在 太平洋側では関東、日本海側では山陰地方まで来ているんだってさ!記録によると、静岡県は1996年が初見なんだって。

 昨日、近所で見られたのはタイワンのみだったけど、まさかウチワが追っ払われた?!
以前は間違いなく8月末でも両方見ていたぞ~! 
 もし追っ払われたとしたらタイワンの方が小型なのに強いってこと? それともあんなに仲良くしてたのに喧嘩別れしちゃったの? だとしたらウチワは慰謝料もらえたのかなあ? 疑問は果てしなく湧いてくるのであった・・・

 それにしても里山のウチワはどこで産卵してるのかなあ?

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