とっておきのハチ

ようやく2つ目の金メダル! やっぱり航平君が獲ってくれた~!
「表彰台から見た景色はまったく違っていました!」・・・かっこいい~~!決まってる~!何でも好きなだけ言ってくれ~!
今朝5:30から庭でギャースカ鳴き始めたクマゼミのチョーうるさい声も讃歌に聞こえるから不思議!そこで、この金メダルを祝福して、とっておきのを紹介しようかなっと!



イラガセイボウ』という宝石蜂です! これぞ空翔ぶスパンコールじゃ!・・・だよね?大阪のオバちゃん?!

多くのセイボウがカリバチ類に「労働寄生」する方法をとるのに、このイラガセイボウはイラガに寄生するというセイボウにしては変わり種。

「労働寄生」ってのは、寄生されたもの(今回だとカリバチの親)が、本来自分の子供に食べさせるために獲ってきた餌を食べて育つ・・・要するにカリバチ類の母親の労働力を奪いとってしまう手法のことです。

ところでイラガの繭って触ったことある? ものすご~く堅いって知ってる? そこでどのくらい堅いか調べてみました。見つけたデータがこれ! イラガの繭は縦(長軸方向)では7.7㎏、横(短軸方向)では6.4㎏まで耐えられると書いてありました。すっげ~!・・・堅いはずです!

『イラガセイボウ』はその固い繭に穴をあけてから、中の蛹に剣(産卵管)を刺して寄生⇒孵化したセイボウの幼虫はイラガの幼虫を食べて育ちます⇒殻の中で育ったセイボウは成虫の形で、このめっちゃ堅い殻を破って出てくるんだってさ!

それと、イラガセイボウは繭の横など、イラガが出てくるのとは全く異なる場所に小さめの穴をあけて誕生するので、イラガじゃないのが出てきたって判るんだって。まだこれから出てくるセイボウもいるはずなのでフタの空いてないイラガの繭を探さなくっちゃ!
お気に入りの虫だと、ついつい長文になっちゃってゴメンネ!

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