アカシジミ
佐鳴湖ではめったに出会えることはないけど、会えるのはこの時期!
会えたらら一日ご機嫌に!!
では本題!
トラフズク ~ 木に棲むウサギ ~
漢字では「虎斑木莵」と書きます。
褐色の縦縞模様がトラを連想させることから「虎斑」。「ずく(木莵)」というのは奈良時代の頃から呼ばれていた名前で「木に棲む」のことで、兎(ウサギ)の耳のように長いことから付けられた言葉です。
※「莵」と「兎」はどちらもウサギを意味する漢字で、「莵」は古くから使われてきた漢字です。
今回は、久しぶりに「暗黒の帝王」の候補生に、数日間ですが密着取材ができたので、その様子を!
この子とじっくりと出会えたのは、巣立ち後20日くらいしてからの事。
フクロウの場合、3月頃に産卵してからは抱卵が約30日。その後 巣立ちするまでに、洞の中でさらに約30~40日・・・そして、まだ充分に飛べない時期なのに巣立ちします。
その間、巣内にいるのは全部、母親の役目です! 父親はひたすらエサ運び。巣立ちしてから2~3ヵ月を両親とともに過ごし、狩りの訓練などの教育を受けます。
今回は何故か、ひとりっ子! フクロウに詳しい人の話では、最近は近隣の県ではどこも1~2個しか卵を産まないそうです。理由は「育てるためのエサが少ないのでは?」とのことでした。
夜行性なので当然のことですが、昼間のほとんどは寝てばかりで動きがないので、こちらも退屈な時間が多いのですが、モゾモゾと動いてくれると意外と面白い行動をとるのです。
◆その1:あくび 夜行性なので当たり前のことですが、昼間のほとんどは寝てばかり!
フクロウ ~ 暗黒の帝王 ~ その1