オバシギ ~ バアバなんて呼ばせない ~
夏羽です
漢字では「尾羽鷸」とか「姥鷸」と書きます。
まず「尾羽鷸」と書くからには尾羽に特徴があるはず!
夏羽の尾羽に注目・・・う~ん、とくに目立った特徴はありません。
幼羽の時では?・・・と調べても、こちらも目立った特徴は無し!
ということは、「姥鷸」の方が有力説!?!?
「姥」で思い出すのは「楢山節考(1983)」という今村正平監督の映画。
貧しい農家などが、口減らしのために老人を山に捨てに行くという、すなわち「姥捨て山」の話で、映画を見た時はものすご~くショックを受けたものでした。それらしい話も各地に残っていたとのこと。
なぜ「姥」という名前が付いたのかというと、他のシギに比べて採餌もゆったりとしていて、あまり人を怖がらないという習性が、動きがスローモーな老人のよう見えることから来ているらしいのです。
そんな目で見ていると、この写真が「いててて、腰が痛~い」と言っているように見えてきました。まるで我が身を見ているようです。それにしても「姥」とはあまりにもひどい!!
同じ仲間の「コオバシギ」君(手前)と2ショット
こちらは夏羽に換羽中
夏羽になっても、そんなに目を引くような華やかさはありません。
ここらも老女と言われる所以かな? でも、地味とかじゃなくて、なかなかエレガントなファッションなのにねっ!
左下は「オオソリハシシギ」
でも、飛べば雰囲気は一転して、若々しい動きになります。人が付けた名前なんて彼らにとっては関係ないもんね! そんなことは気にしないで、元気でまた戻って来ておくれ~~!!
最後にですが、幼羽は「直接頭かき」
夏羽だって、もちろん「直接頭かき」
[姥鷸]オバシギくん
返信削除結構綺麗ですよね~🎶😊
そうです! それが正しい大人のファッション感覚なのです!!
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