学力テスト Vol.384-3 その解答 コシアカツバメ ~ トックリツバメ ~ その2

 コシアカツバメ

学名は「Hirundo daurica
属名の「Hirundo」はツバメのことで、種名の「daurica 」とはロシアのバイカル湖の東ドーリア地方という意味です。 
ツバメがユーラシア大陸のほぼ全域に分布しているのに比べ、コシアカツバメは東南アジアを主として、ヨーロッパ、アフリカなどにも分布しています。

ツバメよりも1ヶ月ほど遅れて渡って来ます。


飛ぶ姿はツバメよりも尾が長く見え、翼を広げたままでスーッと滑空することが多いので、
飛翔で見分ける時はこんなふうに飛んでいる時! 飛びながら出す声は「ジュリリ、ジュリリ」とか「ジュッ、ジュッ」と、ツバメよりも濁っています。西日本では多いというけど、浜松では見かける場所はけっこう限られています。

ごく稀にですが、こんなふうに動きのある尾の形が撮れた写真が見つかると思わずニヤリ!

飛びながら水を飲むこともしますが

この時は水浴びをしたようです。

何やらペチャクチャ話しながら飛んでいます。

「ねえ、ちょっと聞いてよ~ うちの旦那ったらさ~ 云々かんぬん」と、空中井戸端会議・・・どこの世界でも悩みはあるようです。

空中で捕まえた虫を咥えて、橋へ戻ってきました。
橋の下にある巣では、可愛い子供たちが待っています。

巣のある橋の上から


うわわ~~~、突然、1羽が巣の間近にあるアカメガシワに止まりました。どうやらこちらには気づいていない様子!

おおっ 羽繕いを始めたではありませんか!

けっこう念入りに手入れをしています。

羽伸ばしまで! こりゃ、もしかしたらもしかするぞ~!

仕上げは「間接頭かき」です。
やったやった~!苦節数ヶ月、ついに撮れたぞ~!!

しかも、今回の話はこれで終りではありません。最近になって、すごい秘技の決定的瞬間が撮れたのです!!

飛びながらの頭かき・・・もちろん「直接型」です。

コシアカ君がいくら器用でも、飛びながらの「間接頭かき」はできませんからねっ! ということで、翔平くんやベーブ・ルースと同じく「頭かきは二刀流」なのでした!!
 
コシアカ君たちはツバメよりも遅くまで、10月末頃まで滞在するようなので、いるうちに幼鳥を撮らねばなりませぬ! できたらその「直接型」を! ・と、「願望」いえいえ もっとえげつない表現をすれば「欲望」は果てしなくエンドレスで続いてゆくのです。



























2 件のコメント:

  1. 飛びながらの直接頭かきショット!!ブラボー\(^_^)/
    二刀流の頭かき証明!!決定的瞬間!!
    おめでとうございます\(^_^)/

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  2. とりあえず、今回はわが腕に乾杯!・・・と言ってはダメです! これはすべてカメラのなせる業! 私しゃ、単にシャッターを押しているだけですがや~

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