♂が囀っています。
「ヒリリ、ヒリリ~~」人が真似をすると、口の形は「い」行なので横開きで、さほどは開かないんだけど、このサンショウクイ君はけっこう大口で囀っています。
この写真だけ見て、囀りをオノマトペで書くと「アリャ、アリャリャ~」・・・かな?
こちらは♀ 体の上面は暗灰色です。
背中の色もこれだけ違うし、おでこの白い部分の面積も異なります。
名前の由来は「ヒリリ」が「山椒は小粒でヒリリと辛い」から来ているんだって。
一度聞いたら、絶対に忘れないよねっ!
1ヶ月ほど、遠州地方で「リュウキュウサンショウクイ」という亜種が出たとのこと。
しかもペアで!
鳥友がしっかりと撮影できたと喜んでましたが、これはかなり珍しいことです。
一般的に、その分布は名前のとおり琉球諸島ですが、最近は北上の記録があちこちで。
ここで「亜種」についてチラッと復習。
同じ種の鳥でも繁殖する地域によって形態的な違いがある場合、それを亜種として区別する場合があります。
わかりやすい例としてはエナガ君。
こちらはご近所で撮った 「亜種エナガ」君 A. c. trivirgatus
ご存知、北海道産の「雪の妖精」こと モフモフちゃん
「亜種シマエナガ」君 A. c. japonicus
※リュウキュウサンショウクイの写真がないので、ピンチヒッターで特別ゲストです。
写真は30年以上前に撮った、たった1枚あったお宝映像を引っ張り出してきました。
写真は30年以上前に撮った、たった1枚あったお宝映像を引っ張り出してきました。
他には日本鳥学会の『日本鳥類目録』(改訂第6版、2000年)ではコゲラは何と9亜種、ヒヨドリも8亜種、メジロも6亜種、ウグイスが5亜種などいろいろ。
どれも、見た目の違いなどがよく分からないので写真も説明もパス・パス・パス~~~!!
今回、ネットで見つけたおもしろい亜種をご紹介。
カイツブリ:日本産亜種の虹彩は黄色で、欧州産亜種は暗赤色。
「Little Grebe」で、その写真を検索すると出てきます。
ものすご~く可愛い顔に変身しちゃってるから見て見て~~!!
雨は大丈夫ですか?
返信削除あまりひどく降らないと良いのですが気をつけてくださいね。
サンショウクイの名前が囀りのヒリリからと分かり、確かに忘れません!♬
エナガって本当に可愛いですね~
欧州産カイツブリは目が優しい感じで可愛い顔してますね!
黄色の瞳がこげ茶に代わるだけで大変身!!
返信削除ノスリやチョウゲンボウが、猛禽類なのに可愛い顔に見えるのも同じですネ。
やっぱり「目は口ほどにものを言う」・・・ちと意味が違うか?!
確かに瞳の色で印象が変わりますね!
返信削除圏央道ガード下で育っていたチョウゲンボウの2羽の雛は無事に巣立ちました。見守り子育てが終わった感じでちょと寂しい(^^ゞ
でもまだ近場で親といたり、2羽で並んでいたりしているのを見かける事があるのが楽しみです♬
じっくりと見られてよかったですね~! 猛禽類のそんなチャンスはそうそうにあるものではありませんぞ!
返信削除雨は先ほど峠を越しました。おかげさまで全く影響はありませんでした。