学力テスト Vol.309-3 その解答 イワツバメ ~ 瞬間入浴 ~

イワツバメ ~ 瞬間入浴 ~

今朝、熊本県の球磨川で氾濫!! 明日はこの辺りも大雨になるという予報なので、少々心配です。

イワツバメは夏鳥というのが定説だけど、ここ浜松では数ヶ所で越冬しているのが見られます。
3月下旬の晴れた日、橋の上空を群れで飛び回っていました。

4月になると新しい巣作りのため、泥を集めに来ます。

漢字では「岩燕」。その名のとおり、山や海岸などの岩場で繁殖。
名前の由来はここから来ています。
ところが英名では、House martin・・・直訳すると家イワツバメ」。
学名も「Delichon urbica」で、意味は「都市のツバメ」。
和名と英名の意味合いがこんなにも違うのはどうして?!

西洋では、17世紀の頃から産業の発達と共に農地拡大による急激な森林破壊が始まって、その影響で山地では虫なども減ってしまって生活が困難になり、イワツバメが市街地のビルの軒下などに営巣するようになったとのこと。

これと同じことが日本でも戦後に始まったという事のようです。
本来は自然の岩場で営巣していたんだけど、それが第2次世界大戦後に急激に増えた市街地付近の橋桁やコンクリートの建物の軒下などに集団営巣する例が増加。
これは高度成長期の日本列島改造ともラップします。
今では名前をコンクリツバメに変えるほどに人工構造物での営巣が増えてきた・・・と、どこかのネットに書いてありました。

日本では戦後からの話なのに、西洋でのそれは150年以上前のことで、環境破壊の歴史もそれだけ長いってことですね~。

ツバメと違って尾が短く、少々オデブちゃん。

ビュ・ビュ・ビュ~ンと飛んでいる姿はさしずめ黒いあんころ餅! 腰の白い部分がチャームポイントです。
でも、そこはツバメの仲間! 飛翔では他の鳥には真似のできない曲芸を!

飛びながら水を飲みます

ホンの一瞬なので秒間8枚での撮影でも、飲んだ瞬間を撮るのがむずかしい~~!!

こちらは何をするかというと・・・

何と水中に潜った~!!

そして、あっという間に浮上
・・・これぞ「カラスの行水」ならぬ「秘技!瞬間入浴」!!






4 件のコメント:

  1. 青空に腰の白いイワツバメの群れ♬楽しそう(*^-^*)

    コンクリツバメ・・チョウゲンボウの子育ても高速道路の高架橋・・
    環境破壊・温暖化・考えされられますね~

    それにしても「秘技!瞬間入浴」にはびっくり!一瞬でも潜水しちゃうんですね。瞬間撮影するfuutenhideさんにもびっくり!♬

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  2. この瞬間入浴で羽毛についている泥や虫を取っていると思われまする!

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  3. 羽の手入れはとっても大切なんですね。
    普通のツバメも瞬間入浴やるのかな?観察してみよう♪

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  4. ツバメもコシアカツバメも瞬間入浴はお手の物ですよ!

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