お話変わって、Vol.302クイズの解答。
こちらが一般的なムクドリ君
首から上部以外は一般のムクドリと変化なし!
色が変わっただけなのに、ずいぶんとイメチェン!
東南アジアのどこかから迷い込んできたような雰囲気!!
でも、これは間違いなく、「ムクドリ」の部分白化です。
今回は、この動物が白くなることについて、ホンの少しばかりカンタンに復習を。
1.まず、今回のムクドリのような現象を「部分白化」 または 「白変種(はくへんしゅ)」と呼びます。色素の減少によって体毛や羽毛、皮膚などが白化した動物のことです。メラニン色素の生合成は正常なので、瞳孔は赤くはないです。
2.それとは別に「アルビノ」と呼ばれる白化があります。
メラニンの生合成が突然変異や劣性遺伝によって欠損して、メラニンが欠乏する遺伝子疾患のことで、体毛や皮膚ばかりではなくて、瞳孔も毛細血管が透けて見えるために、いわゆる赤目になります。ヒトのアルビノの場合は「先天性白皮症」と呼ばれます。
ではここで、ミニクイズを出そうかなッと!!
下の写真は
①この鳥の名前は?
②部分白化? アルビノ?・・・さて、どちら?
A
B
今回はコメントが届くでしょうか?
返信削除Aートビ Bーユリカモメ どちらも「部分白化」ですよね。
ハイ、その通りでござる!!
返信削除このユリカモメは佐鳴湖に来てくれましたが、すっごくキレイで目立ちます!!
真っ白に赤いくちばしと足、ユリカモメ綺麗ですね!!
返信削除ムクドリやトビの部分白化には驚きました。