『シリアゲコバチ』 漢字で書くと「尻上げ小蜂」または「挙尾小蜂」とも。
「尻上げ小町」じゃないから気を付けてね!
学名が「Leucospis japonica」となっていたので、日本になじみが深いのかと思ったら、この仲間は世界に広く分布しているんだって! 体長は1cm内外のものが多いのでハチとしてはやや小型の部類かな?
最初にこのハチを見たころは、まだハチ類の識別がほとんどできなくて、例えばバードウオッチングでいうと、さえずりのコーラスの中で聞き分けられるのがウグイスとカッコウのみ!といったレベルの頃。
だからとりあえず撮っておいたこの写真でも、何が何やらさっぱり判らなかったのでとりあえずは「名前不明のハチ」フォルダにお蔵入り。
当時は何となく尻尾のトラ模様に縦筋になった線が少々気になった程度。今考えると笑っちゃうけど、初心者なんてそんなもんでしょ?
ところが里の家に吊ってある竹筒マンションに興味を抱いてからは、だんだんとハチのことが面白くなってきました。この竹筒に集まるハチのほとんどは黒と黄色の2トーンばかり!
そんな中、このように背中に針をしょったのを見たときは、ホントに「えっ、ええっ~、じぇじぇじぇじぇじぇ~!」の気分!
きっとkunichanはこんなハチたちがいろいろ来るのを知っていたからマンションを提供していたにちがいない! もっと早く教えてくれりゃよかったのに~! ケチッ!
こちらは♂。なぜかというと背中に針を背負ってないでしょ?! それに♀よりも小ぶり。
ありゃ?ブログ初登場でしたっけ?
返信削除「何でわざわざ尻上げてんねん?アホちゃうか?」と
大阪人に言わせればこうなるノダ!? じぇじぇじぇ~!
でもホント、なぜこんな格好するようになったのかなぁ?
針が邪魔だから尻を上げて背中に収納する・・考えてみればとっても計算された方法だと思うのだけど、そんなに便利ならなぜこの仲間たちだけが?
そんな疑問が残るのであった。