学力テスト Vol.33

今回の『鳥クイズ その3』も、ここ里山では普通種ばっかしを選択してみました。
こんなくだらないと思うようなクイズでも、回数を重ねていくうちに識別力がアップするというありがた~く、ご利益のある問題だから真剣にネ!少しは難しく感じた?



これでもキツツキっていうのかい!?!?

まずはkunichanの質問「コゲラよりも小さいキツツキっているの?」についてお答えを。
調べた限りでは日本のコゲラ(15cm)よりも小さいのがいたいた~!

メジロ(12cm)よりも小さくて、日本で最小の鳥のキクイタダキ(10cm)並み!! タイ図鑑でそんなのが載っているのを思い出しました。思い出すのに数日かかるのが自分でも恐ろしや~!

図鑑によれば、最少のキツツキは①インドミツユビコゲラ ②マレーミツユビコゲラ の2種が9cmで ③アジアヒメキツツキが10cmです。
図鑑では①②は○だからそこそこ ③は◎だから普通種・・・と書いてあります。

さてさて本題。先日投稿した「里山のケラケラ三銃士」にメンバーを追加です! 
『アリスイ』の記録を忘れておりました!
まずその変な名前から・・・アリが大好きという変わった習性から付けられたようです。

またアリスイの学名は「Jynx torquilla 」。 
Jynxというのは日本では良い意味で使われる、あの「ジンクスをかつぐ」のジンクスのことだけど、英語では「縁起が悪いもの」という意味。
さらにtorquillaとは「首を捻る者」という意味で、アリスイの英名(Wryneck=曲がった首)と同じ意味です・・・ということで外国ではこの鳥は凶とされているらしいね~。



初めて見た人が一様に言うことは「ありゃキツツキなんかじゃね~な~!」 確かにそのとおり!
何で?・・・っていうと①木に垂直に止まらないで水平に止まる ②巣は自分で木に穴を掘らないで他のキツツキが掘った穴などを利用する ③よく地面に降りて餌をとる ④他のキツツキは渡りをしないのにこれは渡りをする・・・エトセトラ。



夢中でアリを食べております


昨年「ダーウィンが来た」で『アリスイ』のことを放映したのを覚えてる? その時にその相手を威嚇するところを放映したんだよね~ 面白かったね~ えっ見てないって? そりゃ残念!
それじゃあ、その番組紹介に書いてあったのを引用しておくことにしましょう。

ある日、コムクドリがアリスイの巣の偵察にやって来て、頭を突っ込みました。すると突然、アリスイが首をクネクネとくねらせ始め、壁に頭をはわせるようにしてコムクドリに近づいたのです。コムクドリはなぜか慌てて退散。いったい何が起きたのでしょうか?実は、アリスイが見せた奇妙な行動は、ヘビをまねたものと考えられています。アリスイは「鳥が最も怖がる敵」に化けることで邪魔者を追い払い、ヒナと巣穴を守ったのです。

要するに 鳥の天敵のヘビに似せた行動をとる っていう究極の離れ業技を持っているんです。首の後ろの黒い模様はその時に使うんだって!巣穴の近くに人が近づくと、巣穴から顔を出してシューシューと声を出して威嚇もするし、その姿は穴から顔を出したヘビのよう・・・なんだって!
こんなすご~いパフォーマンスを自分の目で見て見たいと思わない? 思うでしょ?!思わなきゃ!

皆さんはジミ~って言うけど、このコノハズクのようなシックな模様も大好き!
アリスイの声はモズみたいで可愛いしねっ!

これも「薩摩の実」のなかま

今回のは『ワキグロサツマノミダマシ』というクモで、昨日の「サツマノミダマシ」の近縁種。


こんなふうに上からだけだと、どちらの種類なのか見分けがつかないっす!




だから、こんなふうにその下腹部をしっかりと撮っておけば同定にはまったく問題なしじゃねっ!

緑色の腹部の下面が黒褐色または茶色をしているからそんな名前になったようだけど、脇黒っていう名前で下面全部を表すってのもなんか変と思わない?! 
 



鳥で「ワキアカツグミ」ってのがいるけど、これはちゃんと脇の下だけが赤いぞ~・・・これなら納得! まあそんな細かいこた、どうでもいいけどさっ!どうせクモはそんなに好きなわけじゃないし~

ダマシと名付けられちゃった

『サツマノミダマシ』って何のことかわかる?
虫の世界では、先に付いていた名前にそれが似ていれば「ダマシ」とか「モドキ」を付け足すのは当たり前の話。あまりにも種類が多いのでこうなるんだろうけどさ。

分かりやすいといえばそれまでだけど、そんじゃあ「サツマノミ」って何じゃ?ってことになると・・・名前の由来は京都府とか福井県の一部で呼ばれているサツマの実すなわちハゼの実に似ていることから付けられたんだってさ!
フンフン、ひねりを加えてあってなかなか面白い命名じゃん?!緑色のクモってのもなかなかキレイでいいね~

これってもしかして「ワキグロ」の方? あんまり自信がないっす。

昼間はいつも葉の裏などに足をたたんでジッとしてることが多い夜行性なんだって。
里山では、気をつけて探せば葉の表でも結構見られるけどね。


これが定番の「お休みモード」かな? きれいな緑色は安眠を妨げられないための保護色?
でも鳥をだますなら葉の裏で寝なくちゃ!それとも隠遁の術に自信があるのかな~?

ケラって何じゃ? その3

以前紹介した「アオゲラ」や「コゲラ」とは別に、ここ里山には私の大好きな『アカゲラ』というのも住んでおります。



どこが好きかって?①クチバシを使って超ハイスピードでタタタ~・・・と木をつつく才能 ②体を垂直に保つたくましい足と尾羽 ③舌が非常に長くて、さらに先が釣り針状になっていて、木の中の虫を引っかけて出すことができる  これら普通の鳥にはない能力を備えながら、かつあの3色の洗練された色合い・・・もうウットリですね~!

足は「鳥の足って気味悪い?」で書いたように、前と後が2本づつのタイプでしっかりと木を摑まえています。

その記事はこちらでどうぞ ⇒ 鳥の足って気味悪い?


ちなみに彼らが穴を開けるのは虫に侵された木で、健全な木をつつくことは殆どないので、林業にとって益鳥なんだって! これってちゃんと覚えておいてねっ!・・・大事なことだからさっ!

アオゲラ・コゲラ・アカゲラ・・・この3種類を称して「里山ケラケラ三銃士」。

もし今後キツツキの仲間で増えるチャンスがあるとしたら「アリスイ」だけど、今のところ、ここでは見たことないなあ。その「アリスイ」の話はまたいつか!

かわいい同居人

「ハエトリグモ」は愛嬌のある顔立ちと可愛らしい動きで、クモの仲間ではなかなかの人気ものです。徘徊性でのクモの中では最もお馴染みかな?これなら家の中で徘徊していてもまったっく気にならないしネ!「ちゃんと虫を捕ってるかい?」って声を掛けちゃいます。

さてこのハエトリグモですが、他のクモとはちがって、目が大きく発達しているのが特徴で、なんと8個の目が!前列に4つの目が、正面を向いています。
特に前中眼の2つが最も大きく、まるで鉄腕アトムの目のようにでっかいっすね~。これが愛嬌のある顔に見せているチャームポイント!
後の4つの目は小さくて頭胸部の背面周囲に並んでいます。
前方に向かう目は、視力がよく、ものの形も分かるとされています。ものを見るときには、この目でとらえようとするので後ろから忍び寄ると、パッと体をひねって振り返る・・・って行動をするけど、そのしぐさがすっごく可愛いっすね~
ハエなどに忍び寄り、ジャンプして一瞬で獲物を捕らえる様子は忍者そのもの!カッコイ~~!

上と下は、最も一般的な『ネコハエトリ』と思われます。



ネットにハエトリグモの目の写真を特集したのがありますぞ!「近づくほどに美しい、ハエトリグモの鮮やかなマクロ写真」 この名前で検索してみてね! これは一見の価値ありです。
これがきっかけでハエトリグモが好きになるかもね?

ケラって何じゃ? その2

『ケラ』って虫がどの仲間に属しているか知ってる? この写真を見て想像がつけば、お見事!
・・・コオロギの仲間なんだってさ!そう言われてみりゃそう見えなくもないね~



子供の頃はかなりの頻度で見たような気がするけど、写真を撮り始めてからはその機会もほとんどないなあ!
子供心にも少々変わった虫の仲間だと思っていたけど・・・その生活の殆どをモグラのように土中で過ごすんだって。
前足がモグラの手のように鋭いつめを持っていて、土を掘るのに適した熊手のように特化しております。地中の昆虫や植物の根を食べたりするので害虫扱いされてるんだって。
灯火に飛来するというから翔べるんだ~! オスはこの翅をこすって「ジ~~~~」って鳴きます。
この声は里の家でも聞いたことあるなあ。
さらに泳ぐこともできるんだと!今度出会ったらどんな泳ぎ方をするか見てみたいなあ。
乾燥した硬い地面よりも、水を多く含んだ柔らかい泥地や湿地に多いってことだから、下の田んぼのあぜ付近を探してみようかなっと! 見つかっちまったケラ君もその折には嫌がらずに協力してね!


ご参考までにこんな言葉もありまする。
「オケラ」とは所持金が全く無いスッカラカンの状態のこと。また、所持金を使い切ったり、盗まれたりしてなくなることもいう。これは昆虫のオケラを正面から見た際、前足が万歳(=お手上げ)をしているように見えることから、所持金を無くし、お手上げ状態になっている人に例えて、そう呼ぶようになったもの。(日本語族語辞典より)

「きぼう」を見ちゃったもんね~!

今日は「きぼうを見る」のにはうってつけの天候と時間!
その時間を忘れないように目覚ましと携帯のアラームで準備万端! 
17:54 西南西の方角で仰角が10度。来た来た来た~~~! 
ちょっと赤みのある、かなり明るい星がゆっくりとですが動いています。

スピードはジェット旅客機が飛ぶのを見ているよりも少々遅いくらいのスピードだけど、あんなに明るければ誰にでもすぐに見つけられます。
57分には北西で55度。この時から1分くらいが一番近く見えた感じです。
双眼鏡でも見てみました。おおっ!肉眼では丸く見えたけど、間違いなく長方形の形に光っております!うわ~、すげ~ あれに人が乗ってるんだ~! こっちを見てる~? それが静かに静かにゆっくりと遠ざかって行き、30度くらいの角度になったらス~っと消えて見えなくなりました。

フイ~!5分間の宇宙ショーが終了!! 感激のひとときでした。
それにしてもデータが正確なのにびっくり!私にとってはまずそんなところからが感激の始まりでしたぞ!

外に出る前に、コタツにもぐっていた同居人に声を掛けたら「外は寒いからいやじゃ~!」 ・・・このバ・バ・バッキャロ~!情緒のないヤツはキライじゃ~!

どう?自分で見たくなった?「きぼうを見よう」でネット検索してぜひどうぞ!
気分がよくなったところでこんなのを選んでみました。



キイトトンボ なんといっても里山の代表種


シオヤトンボ  春一番に見つかるトンボ 早く春にな~れ!

ウスバキトンボ  

7月のお盆のころから秋まで長期間、多数で里の家に滞在してくれます。

「きぼう」は明日(12月13日)も見られるぞ~~!
観測地が浜松での場合は
①見え始め 17:07:00 南 仰角58度 
②最大仰角 17:07:30 東南東 仰角67度
③見え終わり 17:10:00 北東 仰角11度
※明日は18:43にも周回してきますが、この時は仰角が12~13度なので見にくいようです。
ネットには17日までの情報しか載っていないけど、この間で見れるのは明日しかありませんぞ!

ケラって何じゃ?

「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」・・・この句を読んで「おおっ、石川啄木じゃん!」って思った人はマジメに教科書を読んでた人。さらに「あれれっ、啄木ってキツツキのこと?!」って、キーワードがピピピっと繋がった人はすっごくいい勘してる~!

そうなのです。キツツキのことを漢字で書くと「啄木鳥」と書くんです。嘘だと思ったら手元の携帯で文字変換してごらん! どう?出たでしょ? 私の携帯だと最上位に出たぞ~!

石川啄木の「啄木(たくぼく)」の号(ペンネーム)は「啄木鳥(きつつき)」に由来してるんだってさ。
ちなみに「啄」ってのは「ついばむ」とか「つつく」っていう意味。納得した?

じゃあどうして「ケラ」って呼ぶんじゃって? あんたしつこいね~・・・おっと失礼! 好奇心が強いね~ 
でも、それってすっごく大事なことじゃぞ!
そんなこともあろうかとちゃんと調べてあるぞ~!
語源は「ケラツツキ」っていうらしいぞ~!これはキツツキの古名なんだってさ!「ケラ」は虫を意味し、「木を啄(つつ)き、中の虫を捕食すること」に由来するんだって。

そういえば「ケラ」っていう名前の虫がいたっけね~。子供の頃に、この虫を捕まえると「おまえの××どんのくらい?こんのくらい~! ギャハハ・・・」と歌いながら遊んだものです。

これで意味が分からない人は自分で調べてね・・・ここでは検閲がうるさいから、ヒントを1つだけ! ジャン・×ン×ン(中国の女優)という名前から連想してね。このブログはあくまで品よく!・・・なのであ~る。

さて、これですべて分かったかな? 分かったら疲れたからこれ以上の質問は無し!じゃあね~!


そうそう、紹介が遅れちゃったい。これは里山で一番普通種のケラで『コゲラ』っていうんだけど、ここ最近はコゲラよりもアオゲラやアカゲラの声の方がよく聞くな~

いよいよ厳冬期に突入

 昨日の浜松の最低気温予報は2℃。里の家に行ってみると道路沿いの田んぼに、なんと氷が張ってしていました。これが今季の初氷?
 さすがです。同じ市内でも我が家とは3℃くらい低いとのこと。な~るほど、これが「大あんまき」を1週間置いといても問題ない理由か~ フムフム。



 そんな気温なのに里の家に行けばまだ「マユタテアカネ」が元気に翔んでおります。もちろん少数ですがね。!他には黒くて大きいハエが2匹ほど。



 さて、このトンボ君。正月を迎えることができるかな~? よ~く見ると前翅の右隅が少し切れているだけであとは完品。
 トンボが生き残るには餌も大事だけど、小さい蚊のようなのは陽だまりにたくさん翔んでいるので何とかなるかな?