学力テスト Vol.308-3 その解答 オオアカゲラ

オオアカゲラ
私の大好きなキツツキの仲間・・・その中でも遠州地方ではそこそこの山地に行かないと見れないし、しかも少々レア物なので、なかなかお目にかかれないシロモノ!

標高が900mほどの、ここ「段戸裏谷」のブナ原生林では以前通っていた頃には、けっこうな頻度で遭遇していました。
なのに、ここ数年は聞いても「えっ、そんなのいるの?」「一度も見たことないっす!」「さ~、もういないんじゃない?」と寂しい答えばかり! 
おめえさんたちの目は節穴かい?と言いたいのを、喉まで出かかっては思いとどまっておりました。・・・自分でも3年ほど見てなかったしね。

今回は、たまたま道を間違えて奥深く入り込んでしまい、Uターンした途端に「ドドドドド~~」という派手で、でっかい音のドラミングと「ケッ、ケッ、ケッ」の声!! 
しかも近い!「うわわ~っ」緊張が走ります!! 声が動くので、それを頼りにブナ林の隙間を必死に探します。

その数分後、上空の青空が見える少しの空間にケラが奥に向かって飛ぶシルエットが見えました。これは絶対に見られるチャンス!! これを逃したら、また数年は見れないぞっ!!

近くで枯れた大木を探すと、あったあった! おあつらえ向きの大木が見つかり、撮る隙間も確保できそう・・・キツツキはこんな大木が大好きなんです!!
ここで待てばずぇったいに来る!! 思い込みと過信、そして最も必要なのが念力と確信!! あとは待つのみです!!!!!!!

息をひそめてしばらく待っていると、奥から飛んできました! 「き、き、来た~~」心の中で叫びます! でも木の後ろに回っているのか、よく見えません! ホントにこの木に止まったんだよな~?!?!、もしかしたら違う場所に? 

ここで焦って動いてはダメ! こちらが動いたら、その気配で逃げられてしまいます! ここはじっと我慢のしどころです! 「早く姿を見せろ~、見せてくれ~~」
その数分間の長かったことといったら・・・


 で、で、出た~! 木の上で羽繕いを始めてくれました。


どうやら幼鳥のようです。しかも巣立ってから、そんなに数日も経っていない感じの♂!


5分ほど羽繕いと日光浴をしてくれました。
飛び去ってからしばらくの間はボーっと気が抜けてしまいました。その後「デヘヘ、見ちゃったもんね~」の確かな満足感! えがった~~!!


2年前の冬に別の山で撮った♂の成鳥


手前の枝が邪魔をして顔がボケていますが、♂だという事だけはわかります。
この時は距離が約100m位だったけど、これしか撮れなかったので、これが今までのお宝写真でした。






学力テスト Vol.308-2 その解答 ハギマシコ

ハギマシコ
もうとっくに田植えも終わって、鳥たちのヒナもスクスクと育っている今頃に、冬鳥のハギマシコとはこれ如何に?!・・・なんて野暮なことは言いっこなし! クイズに季節感は不要なのであ~る!

漢字で書くと「萩猿子」。冬鳥の人気者であるアトリ科に属する鳥で、これも憧れの赤い鳥の一つに含まれています。
ここ遠州地方ではなかなか見ることができません。
「見たい見たい~、どうしても見たい~~~!!!」の想いが、積もり積もって、とうとう長野県まで出張。


この胸部や腹面にかけての模様が「ハギの花」のようだということから、その名前が付けられました。なかなか洒落た名前でしょ!


オオマシコやベニマシコなどの赤い鳥に比べるとだいぶ地味~
・・・とは言わなくて、ハイクォリティのシックさが最高~!!と言いましょう。


ハギ模様を見ていると、その美しさにため息が出てくるし、俗世界のわずらわしさも吹き飛んでしまいます。


こちらはまだ色がほとんどついていないから幼鳥かな?

「鳥の名前が付いた花」というのはたくさん!!
思いつくだけでも、ホトトギス、サギソウ、ヒヨドリバナ、トキソウ、スズメノエンドウ、カラスウリ・・・などいろいろ。

なのに、花の名前が付いた鳥」というのを探してみても、ハギマシコとキクイタダキだけで、植物に枠を拡げてもヒシクイ、ヨシガモぐらいしか思い浮かばない。う~ん、意外や意外!!

花や植物の種類はものすご~く多いのに比べ、日本の鳥の種類はせいぜい630種ほどしかないので、当たり前と言えば当たり前の話なのかな?

早く冬にならないかな~ また会いたいな~!!



学力テスト Vol.308-1

「キュビット」「尺」「ヤード」など物事を測定するのは地域によってまちまち。
そうではなくて、誰もが使えて不変なものでなくてはならない。
そんな強い決意の中で「1メートル」という単位を作ったのはフランス。

今日は雨で外出できなかったのでビデオDAY。
又吉直樹のヘウレーカ」で “なぜ単位はいるのだろう” というのを見ました。
それによると「1メートル」というのは地球サイズから測定したものなんだって!
地球の全周は4万Km。
ということは、地球の北極から赤道までの子午線の長さは全周の1/4 。
その1,000万分の1を「1メートル」と決めて、そのサイズの原器を作ったんだって。

これ以上の説明はめんどくさいので、YOU TUBEで「1メートルの長さはどうやって決まったのか」「メートル法のそもそも」「1メートル物語」などを見てね!

さて本題。今回はこんなのでいかが?






学力テスト Vol.307-4 その解答 コシアカツバメ

コシアカツバメ
よそではどんな様子なのかは知らないけど、浜松では一般的にみられるツバメよりも、かなり少数派。我が家の周辺でも、気をつけていてもチラホラ程度。

そのチラホラのお宿を5月に発見! コシアカ君は集団営巣する習性があるので、見つけたところでも多分50羽以上は確実!!
これはいい発見をしたわい!! とりあえず皆には内緒にして自分だけで撮りまくり~!

団体さまで撮れるなんてことは滅多にないこと。

コシアカツバメの巣は、とっくりを縦に半分に割って、断面を天井に貼りつけたような形なので、ツバメのように中の様子が見えることはありません。

この巣の形状から、別名を「トックリツバメ」とも呼びます。

今回のは、河川にかかった橋で周囲は竹やぶで覆われているので、巣を見ることができないのが残念なり~ 巣の形に興味があったらネットでどうぞ。


近くに電線があればそこに止まっているのが、ごくごく一般的な写真だけど、
ここではアカメガシワの木で休息中と1ランクUPの写真・・・エヘン!


近くには田んぼもあるので、そこで巣材用のドロ集め
ここのは土質が滅法いいんだよね~!・・・って、いう顔をしてます。

ええっ、まだ不足なのかい?

うわわ~、そんなに一度に運んじゃう~!?!?

シュワッチ~っと、いざ発進~!

う、う~ ちと重すぎたかな?


巣穴に飛び込む寸前を橋の上から撮ってみたので、下は川の水面。
頭上から背中にかけての、金属光沢のある藍黒色がキレイ!


翼を広げたままで滑空するような飛び方は、ツバメよりもゆるやかで優雅です。



長い尾の先端まで神経が行き届いているのを感じます。
まさにツバメ類のサンコウチョウ!!










学力テスト Vol.307-3 その解答 ヤマセミ

ヤマセミ
英語表記では「Crested Kingfisher すなわち換羽のあるカワセミ。
カワセミ類の中でも、冠羽を持つのはヤマセミだけ!
というか、これだけ立派な冠羽はヤマセミだけ!! ヤツガシラは普段は閉じていることが多いからね~。

少数派だし、警戒心が強くてなかなか見れないし・・・とにかくバーダーの憧れの鳥であることには間違いなし!

胸に橙色が付いているから、♂です。

よくヤマセミを表現するのに「鹿の子模様」と言うけど、ホンモノの鹿の子模様とはシカの体に夏毛になると出る白い斑点のことで、これは冬には消えてします。
個体によって模様が違い、それは一生変わらないのだそうな。


おおっ! 撮れた~~~!! やった~!! 念願のヤマセミ君の飛翔が撮れた~~!! 本来ならこれだけで大喜びでホクホク・ニタニタ!! この日のビールのうまかったことと言ったら!

しかし、これだけで満足してちゃダメ~! 
この場所は、頑張っていれば何回か通過してくれるコースだと聞きました。

よくばり・ごうつくの代名詞のカタマリのワタクシとしましては、もっと先に進まねばならぬ!! 強欲者の目指すのはただ一つ! それは「水鏡」!! そう、風景写真によくある、あれです! 「戸隠・鏡池」とネット検索すれば出てくるあれです!

こんなんでどうかな? きっとダメじゃろね~ 
四谷怪談のお岩さんも「こんなにゆがんじゃ いないわい~!」と渋い顔をしそう!

それから悶々の格闘が続いて、夜もろくろく眠れない日々が・・・

ここらでどうじゃ!?!? 

ホントはもっともっといいのがあるんだけど、写真の上手な友人から一度アドバイスを受けたことがありました。
そこそこのE(いい)写真ではなく、最高ランクのA(ええ)写真を狙って撮らなきゃダメ! 妥協してたら上達なし!
撮れたらそれは誰にも見せちゃダメ~! 
そういうのはコンクール用に取っておくべし!!! 
※コンクールに出品する条件として、よく書かれているのが「未発表作品であること」なのです。当然ながらその人は、よくコンクールに出品してました。

そんなのに出品する気もないし、出したってこんな写真じゃダメなことも分かってるしネ! そうじゃなくて単にケチだから出さないんだも~ん! デヘッ











学力テスト Vol.307-2 その解答 ガビチョウ 

ガビチョウ
6月のことを和風月名で「水無月」と呼ぶのはなぜ?
梅雨で水ばかりなのになぜ水が無いってことに?! 
調べたら諸説あるそうな。

その1.田に水を入れる月のことで、「無(な)」というのは水が無いという意味ではなく「の」という連帯助詞で「水の月」ということ。

その2.逆に水が無いから「水無月」という説で、田に水を引くため、それ以外の場所では水が無い。

その3.暑さで水が干上がってしまうので水が無い、すなわち「水無月」


ちなみに私の生まれ月は「弥生」で、草木が生い茂る季節・・・フムフム、元気があってなかなか、よろすい! 
※3月で草木が生い茂るというのは旧暦の和風月名をそのまま使っているためで、現在の太陽暦の季節感とは1~2ヶ月のズレがあるとのことです。
さて、みなさんの和風月名は?

では、本題
「特定外来生物」&「日本の侵略的外来種ワースト100種」という仰々しい肩書を持ったこの鳥!

本人が異国からわざわざ日本に来たわけではありません。

歴史を調べてみたら、既に江戸時代から輸入されていたとのこと。それが1980年代以降は人気が下降し、ペットショップで売れなくなったらしい。
囀りの声がものすごく大きいので、騒音として近所迷惑だったのが原因なんだとか・・・


そんな理由などで、飼いきれなくなった人が放鳥したのもあるけど、多くは業者が処分に困って放棄したとの説が有力。その数は数百どころではなく、なんとなんと数千羽以上!!


特定外来生物のすべてに関しては、どれも人為的な都合の結果!! 
まったく、も~! 人間たちのエゴイ話ばっかり!! こんな話は、聞いているだけで腹が立つ~!!!

人は年を重ねると性格が丸く穏やかになるタイプと、逆に細かい事にもイライラ、カリカリ、キリキリするタイプに分かれるようだね。できたら前者のようになれば、そんなにストレスも溜まらなくていいんだろうけれど、そうもいかないことばかりの世の中で困っちまう~。

ところで、ガビチョウは七色の声を持つと言われるほどの鳴き真似の名人なので、フィールドではそこんところに注目してみるといいかも?!
定番は「クロツグミもどき」だけど、その他にはウグイス、サンコウチョウ、オオルリ、キビタキなどが得意で、ツクツクボウシの真似も上手なんだってさ!!

さてさて、カケス君やモズ君たちと対決したら「ものまね王座」は誰が勝ち取るのかな?




学力テスト Vol.307-1

今朝からしばらくは毎日雨模様の日々が続くんだそうな・・・いよいよ梅雨入りかな?
一番気がかりなのはカメラの天敵であるカビ! 
梅雨のことを別名、ものにカビが付きやすいので「黴雨(ばいう)」とも呼ぶのだそうな。あな恐ろしや!

この時期は、すでにタマシギの子育てが始まっています。昨日も3羽ほどを見つけてきました。
すでに抱卵している♂、♀の後をず~っと付いて回っている♂、隣の田んぼでは♂に対して鳴いている♀など、さまざま。
タマシギの子育てはもっぱら♂の担当…今風でいえば「育メン」の代表種なのです。

それにしても、こんなに雨が降るのに「水無月」と言うのは、何故?
雨で出られない時は、こんな和風月名について検索してみるのも面白いですよ。

さてさて、今回はこんなのをクイズにしてみました。
どれも悩む必要のないものばかりで、これで満点が取れなきゃ困るな~というレベルですぞ!






学力テスト Vol.306-3 その解答 ヤドリギツグミ

ヤドリギツグミ

ん?んん? この地味~な鳥は誰じゃ?

胸の斑点も、バラバラとゴマをまぶしたよう

地味? 失礼な! これは「シックな装い」と表現します。
粋な色合いでしょ? そう言わせることが珍鳥の持つ重みというヤツ。


ヨーロッパではごく普通種とのことですが、日本では数年に一度だけ発見される、これぞ迷鳥なのです! 
英名では「Mistle Thrush」で和名はヤドリギツグミの英名をそのまま拝借。

見たのは2月中旬なので、さえずりは聞けません・・・そこでネット検索で調べてみました。なるほどなるほど、ツグミというだけあってクロツグミによく似た音質だけど、それをもう少しスローテンポに、おっとりとした感じ。

確かに観察していても、ヒトを警戒するふうでもなく、すぐ近くまで来てミミズや昆虫などを探していました。鳴き声のおっとり感というのは、こんな行動にも見られるんだなあ!・・・と納得。

ついでに紹介するのは、よく似た風貌でちょっと小柄の「ウタツグミ」君。

ヤドリギツグミよりも、さらにさらに珍鳥です。こちらもヨーロッパからのお客様。
英名を「Song Thrush」というので、これで検索すると囀りが聴けますよ。姿は似ていても囀りはまるで別物だから!

他には「サヨナキドリ」(Nightingale)という「ヨーロッパのウグイス」と言われる鳥もいるのでいっしょに検索してみるといいね。別名でも「夜鳴きウグイス」と言います。
この鳥はNat King Coleなどが歌う「Stardust」にも登場してきますよ。

ウグイスはヨーロッパには生息していないので、日本に来た外国人がこのさえずりを聴いたら、きっと喜ぶことでしょう。
コマドリやオオルリと共に「日本の三鳴鳥」と言われるけど、これだけ美声なら、姿が地味だって全然問題ないのであ~る。

美人じゃなくたって、愛嬌があって性格が良ければ殿方から見れば、それだけで充分に魅力はあるのだから、ご心配なく・・・あれ? 話が変な方向に迂回してきたぞ! 
危ないからここらでお終い。





学力テスト Vol.306-2 その解答 ムクドリ

今年は猛暑かも?だって! このままマスクをしていたらどうなっちゃうんだろ?

お話変わって、Vol.302クイズの解答。

こちらが一般的なムクドリ君

首から上部以外は一般のムクドリと変化なし!

色が変わっただけなのに、ずいぶんとイメチェン!

東南アジアのどこかから迷い込んできたような雰囲気!!
でも、これは間違いなく、「ムクドリ」の部分白化です。

今回は、この動物が白くなることについて、ホンの少しばかりカンタンに復習を。
1.まず、今回のムクドリのような現象を「部分白化」 または 「白変種(はくへんしゅ)」と呼びます。色素の減少によって体毛や羽毛、皮膚などが白化した動物のことです。メラニン色素の生合成は正常なので、瞳孔は赤くはないです。

2.それとは別に「アルビノ」と呼ばれる白化があります。
メラニンの生合成が突然変異や劣性遺伝によって欠損して、メラニンが欠乏する遺伝子疾患のことで、体毛や皮膚ばかりではなくて、瞳孔も毛細血管が透けて見えるために、いわゆる赤目になります。ヒトのアルビノの場合は「先天性白皮症と呼ばれます。

ではここで、ミニクイズを出そうかなッと!!
下の写真は 
①この鳥の名前は?
②部分白化? アルビノ?・・・さて、どちら? 






学力テスト Vol.306-1

今日から小中学校も本格的な授業開始! 図書館も開いたし、徐々に元も生活が戻り始めてちょっぴり一安心!
あとは他県への外出自粛が解禁になれば御の字なんだけどね。

さてさて、今回はこんなのを用意してみましたが、簡単かな? 楽勝だよね~っ!