ご存じ「義賊 鼠小僧」が活躍する時代劇だけど、不思議に思うのは鼠小僧が千両箱を肩に担いだり、小脇に抱えながら屋根から屋根へひょいひょいと飛び移っていくこと!
「千両箱ってそんなに軽いのけ?」というのが素朴な疑問…そこで調べてみると、1両の重さは慶長小判で約18g。ということは箱無しでも18kg!それをひょいひょい!
あいや~、知らなかったな~ 鼠小僧ってそんなマッチョマンだったのかよ~!
そう言っては身も蓋もありません。なんせこの原作者はかの有名な赤川次郎先生で、初の時代小説なのでありますからして。
角川文庫のキャッチコピーには「巨悪の横暴を<鼠>は許さねぇ!」 胸を打つ痛快エンタテイメント!・・・と書いてあるぞ~!チト面白そうだし、図書館に在庫があったから予約しちゃったい!
ちなみに1両というのは現代の価値にすると約13万円なのだそうな。だから千両は1億3千万円!
それと鼠小僧は実在の人物らしい!
だけど、現在の研究家の間では「盗んだ金のほとんどは博打と女と飲酒に浪費した」という説が定着しているんだって。おっとそれじゃあ話にならないぜい!
さてさて、ネズミといえば地面をすばやく走り回る動物。昆虫でこんなのを探すと・・・いたいた『オサムシ』の仲間! サササ~とゴキブリのように素早く動き回って昆虫を捕食します。
このオサムシの本名が誰なのかはさっぱり判らないけど、今度出版された「日本産オサムシ図説」という図鑑を買うと判るかも?でも25,714円は高すぎじゃ~!
漫画家の手塚治虫もこのオサムシが大好きというのは有名な話。ペンネームの「治虫」も小学生の頃に、オサムシにちなんで本名の治に虫を付けたんだそうな。
有名になった頃でも、そのまま「おさむし」と呼ばせていたんだって。
自分に虫の名前を付けるなら「黄金虫」にしようかな! でも「そんな名前を付けたってせいぜい貯まるのは小金だけ~!」という声が聞こえてきそうだから、やっぱり付けるのはや~めたっと!
やっぱ専門的な図鑑は「高すぎる!」のだ。
返信削除江戸時代の富くじも千両が最高だったみたいだから、庶民にとっては千両が大金持ちの目安だったのかもね。さて赤川次郎のタッキーー小僧は、小判を庶民にばらまいたのでしょうか?
TVでは、いつも2~3両ずつ入り口からチャリ~ンとバラまいてますぜ!
返信削除それに昼間は甘酒屋をやってるアンちゃんなんだってさ!