いやいや、まんざら冗談でもありませんぞ。そのくらい夏はハチが多いのです。
ハチの仲間は「膜翅目(まくしもく)」または「ハチ目」というのに分類され、ハチ類・アリ類・ハバチ類を含むグループで、2対すなわち4枚の翅を持っています。
ハチ目は世界に10万種類以上、日本でも1万種類以上が知られていて、昆虫界では最も種類も個体数が多いのです。
まだ未確認の種類も入れると、世界では30万種はいるのではないかと言われているんだってさ!
さて、そんなハチ類の中で、今回は「狩りバチ」の仲間を紹介しましょ。
狩りバチの仲間に「ベッコウバチ科」というのがいるけど、翅が鼈甲(べっこう)色のハチは一部に限られるということで、現在は「クモバチ科」という名称に改名されたようです。
「クモバチ科」というのは、文字通りクモを捕まえて子供に与えるという習性を持っています。
そしてこのハチの名前は、古くは『ベッコウバチ』だったのが『キバネオオベッコウ』になり、現在は『ベッコウクモバチ』となっています。ああホントにややこしいったらありゃしね~! フン!
獲物のクモは毒針で刺されて動けなくなっているけど、死んだわけではなく麻酔を打たれた状態でしばらくは生きています。こんなに大きな獲物だと翔んで運ぶわけにはいきません。
だから「後退運搬」すなわち、後ろ向きになって自分の巣穴へ獲物を引きずりこんでいきます。この時も引きずった距離は10m以上。
時々自分の巣穴を確認するために、獲物を離して巣穴の方向を確認しておりましたぞ。
もちろん撮影場所は里の家の庭先!
触角がしなやかで、こんなふうに先端を曲げることができるけど、どんな役に立ってるんだろ?
じぇじぇじぇ~、今はベッコウクモバチ???じぇじぇじぇ~!
返信削除意味わかん!!