今回は17時過ぎに、たまたま草むらに入るチャンスがありました。
『ニイニイゼミ』がヒメジョオンの隣で、地上30cmほどので休憩しているのを見つけました。
どうしてこんなとことに来るのかを考えてみると、一つにはカラス対策があるのかも?
セミが増えてくるとよくアチコチからセミの断末魔の悲鳴が聞こえます。その犯人は決まってヒヨドリかカラス!
クマゼミやアブラゼミが捕まった時なんてすごいすごい!擬声語だと「ギャオ~~~~!グギャ~~!」セミ語だと「助けてくれ~ オラまだ死にたくね~~~!!」と叫んでおります。
そんな事情をよく心得てるニイニイゼミが草むらで寝ることを覚えたのもDNAのなせる技?
それにしても羽化した抜け殻をみてもこんな草丈が20cm足らずの葉っぱだし、辺りに隠れる場所は何にもなく、鳥からは丸見え状態!それとも羽化の時間がまだ暗いうちなのかな?
子供のころ近所の神社の桜の木に沢山いたのを覚えてるなぁ。うじゃこらいましたよ。他のセミより捕まえやすかったかな?でもあまり人気なかったかも。抜け殻に泥がついているセミってあまり見ないですよね。なぜ?おそらくだけどニイニイゼミの幼虫は意外と湿った環境を好むから・・だと思うのだ。都市部でニイニイゼミが減っているのは、乾燥化が原因の一つ・・なんて話を聞いたこともあるし。ついでに「閑さや岩にしみいる蝉の声」この蝉さんもニイニイゼミらしいですよ。
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