学力テスト Vol.310

前回のセイタカシギの話の中で、幼鳥の顔が「みるい」と書いたら、「これは静岡地方の方言ですね~」と言われました。
自分としては、いつもれっきとした美しい標準語を使っていると信じていたので、その反応に衝撃! 生まれ育ったお国訛りは消えないもんだなと、つくづく・・・ デヘッ!

そこで今回は、いつもとガラリと趣向を変えて「静岡弁(静岡市と旧清水市がメイン)クイズ」を考案!
我が家のばあちゃんや、ご近所さんがよく使っていた言葉です。
AとBを繋いでください。さてさて、いくつわかるかな?

 
1.うっちゃる 2.やぶせったい 3.ぶそくる 4.そらつかう 5.くすがる
6.みるい 7.いかい 8.ひづるしい(ひどろしい) 9.やっきりする 
10.おだっくい 11.しらっくら 12.ぶしょったい 13.まめったい


イ.大きい ロ.まぶしい ハ.やわらかい・未熟 ニ.捨てる ホ.うっとうしい
ヘ.とぼける ト.不機嫌になる チ.はっきりしない様子 リ.お調子者
ヌ.腹が立つ ル.不潔・だらしない オ.よく働く・よく動く ワ.刺さる


美しい標準語に慣れ親しんでしまったワタクシメとしては、すでに意味すら曖昧なものが・・・
ちなみに、現在は浜松市在住20年ほどで、浜松から東へは一度も住んだことのない関西系の人に「まめったい」って意味わかる?って聞いてみました。まったくわからないんだそうな! フムフムそんなもんか! こりゃ面白そうなクイズができるぞ~っ! 

もしかしたら学力テスト上、最上級の難度かも? 
静岡市の住民でも、今時の若者だと半分も答えられないかも・・・ブヒッ!
※同居人は私と同郷の出身なので、このクイズを試したら難なく満点! 当然と言えば当然だけど・・・くっそ~ つまんねえのっ!

写真はクイズとは全く関係のないものを!
足のケガで外出できずにいたのと、併せてコロナ自粛のおかげで、今年は4月以降で家にいる時間が多くありました。そんな中で我が家の庭でのハナマルを発見!!

こんなふうに自宅で発見したリストを作っておくと、すっごく面白いですよ!
私の場合はそれを「鳥」と「虫」の2種類に分けてエクセルで作っています。
5月にはイソヒヨ君も玄関横に遊びに来てくれたなあ。

ギンメッキゴミグモ♀ 体長は4~7mmです。
名前も面白いけど、ホントに銀色に光ってます!


ササグモ♀

ササグモの足にボール状のものがついているのは触角で、8本脚とは別物です。
目もいっぱいで、なんと単眼が8つもあります! 写真を拡大してみてね!
足にはトゲトゲがいっぱい! 

名前の由来は、日当たりのいい草むらに多くいて、笹の葉の上などにもよく見かけるから。漢字では「笹蜘蛛」。
私の考えた由来説は、足のトゲトゲが外敵にとって刺さっていたそうな感じだからってのはいかが?!だから漢字も「刺蜘蛛」。

どちらのクモも、ここに引っ越して来てから初めての発見です・・・やった~~!!

他にはアサヒナカワトンボ、ハグロトンボ、モノサシトンボ、シオカラトンボ 珍しいところではヤマサナエの羽化直後が庭に翔んで来てくれました。
いつも留守にしてばっかりだったから、出会いはごくたまにばっかし!
きっといつも庭にいてくれてたんだろうな~





学力テスト Vol.309-4 その解答 セイタカシギ

セイタカシギ
別名を「水辺の貴婦人」と呼んでいるらしい。

これは♂だから「水辺の貴公子」ってところかな?

約40年ほど前のこと。
前夜、当時としてはかなりの珍鳥だったセイタカシギが自宅から4kmほどの場所いるとの電話に、「え~~、うわわわ~~~!! こりゃ大変だ~~~!!!」
・・・ろくろく眠れずに6時前には現地の田んぼへ! 
探し始めて間もなく・・・い・い・いた~~!! これが100種目を目前にしたハナマルでした! 
昨日の夕飯のおかずは忘れてしまっても、その時の感激は今でも忘れることはありません。

そして現在、県西部では毎年のように見られるし、愛知まで出かければ数ペアが繁殖!
たった40年で、変われば変わるものです。

こちらは幼鳥です。顔もまだみるいし、自慢の足もそんなに赤くないね。

当時の稲作は今とは異なる農薬を使用していたので、まだ水生昆虫もかなり生息していました。だからすぐにいなくなってしまうという心配はあまりしていませんでした。


参考のお話:これは一時、アキアカネが90年代後半以降に激減したという理由を調べていてわかったことです。
除草剤など昔 使われていた農薬には一定の耐性を示していた幼虫(ヤゴ)が、現在使われている「ネオニコチノイド系農薬など浸透移行性殺虫剤に代わってから、70%以上の確率で羽化率が減少したとの調査結果が確認されています。当然ながら、他の水生昆虫にも影響は大なのです。

ネオニコチノイド系農薬1990年代に登場し、現在世界で一番使われている殺虫剤といわれています。
環境への影響だけでなく、神経発達障害との関連など人への影響も明らかになりつつあります。
海外では規制強化の動きが見られますが、日本ではむしろ緩和の方向に向かっており、近年、環境保護団体や研究者などから規制強化や適正な影響評価を求める声があがっています (引用:国立環境研究所HPより)


左は背中が茶色なので♀。 右の♂は頭部に黒斑があるけど、個体差によってこのように変化します。


2008年の正月に石垣島で撮ったものだけど、この時は32羽いましたぞ! 圧巻!!









学力テスト Vol.309-3 その解答 イワツバメ ~ 瞬間入浴 ~

イワツバメ ~ 瞬間入浴 ~

今朝、熊本県の球磨川で氾濫!! 明日はこの辺りも大雨になるという予報なので、少々心配です。

イワツバメは夏鳥というのが定説だけど、ここ浜松では数ヶ所で越冬しているのが見られます。
3月下旬の晴れた日、橋の上空を群れで飛び回っていました。

4月になると新しい巣作りのため、泥を集めに来ます。

漢字では「岩燕」。その名のとおり、山や海岸などの岩場で繁殖。
名前の由来はここから来ています。
ところが英名では、House martin・・・直訳すると家イワツバメ」。
学名も「Delichon urbica」で、意味は「都市のツバメ」。
和名と英名の意味合いがこんなにも違うのはどうして?!

西洋では、17世紀の頃から産業の発達と共に農地拡大による急激な森林破壊が始まって、その影響で山地では虫なども減ってしまって生活が困難になり、イワツバメが市街地のビルの軒下などに営巣するようになったとのこと。

これと同じことが日本でも戦後に始まったという事のようです。
本来は自然の岩場で営巣していたんだけど、それが第2次世界大戦後に急激に増えた市街地付近の橋桁やコンクリートの建物の軒下などに集団営巣する例が増加。
これは高度成長期の日本列島改造ともラップします。
今では名前をコンクリツバメに変えるほどに人工構造物での営巣が増えてきた・・・と、どこかのネットに書いてありました。

日本では戦後からの話なのに、西洋でのそれは150年以上前のことで、環境破壊の歴史もそれだけ長いってことですね~。

ツバメと違って尾が短く、少々オデブちゃん。

ビュ・ビュ・ビュ~ンと飛んでいる姿はさしずめ黒いあんころ餅! 腰の白い部分がチャームポイントです。
でも、そこはツバメの仲間! 飛翔では他の鳥には真似のできない曲芸を!

飛びながら水を飲みます

ホンの一瞬なので秒間8枚での撮影でも、飲んだ瞬間を撮るのがむずかしい~~!!

こちらは何をするかというと・・・

何と水中に潜った~!!

そして、あっという間に浮上
・・・これぞ「カラスの行水」ならぬ「秘技!瞬間入浴」!!






学力テスト Vol.309-2 その解答 サンショウクイ

サンショウクイ
♂が囀っています。


「ヒリリ、ヒリリ~~」人が真似をすると、口の形は「い」行なので横開きで、さほどは開かないんだけど、このサンショウクイ君はけっこう大口で囀っています。
この写真だけ見て、囀りをオノマトペで書くと「アリャ、アリャリャ~」・・・かな?

こちらは♀ 体の上面は暗灰色です。

背中の色もこれだけ違うし、おでこの白い部分の面積も異なります。

名前の由来は「ヒリリ」が「山椒は小粒でヒリリと辛い」から来ているんだって。
一度聞いたら、絶対に忘れないよねっ!

1ヶ月ほど、遠州地方で「リュウキュウサンショウクイ」という亜種が出たとのこと。
しかもペアで! 
鳥友がしっかりと撮影できたと喜んでましたが、これはかなり珍しいことです。
一般的に、その分布は名前のとおり琉球諸島ですが、最近は北上の記録があちこちで。

ここで「亜種」についてチラッと復習。
同じ種の鳥でも繁殖する地域によって形態的な違いがある場合、それを亜種として区別する場合があります。

わかりやすい例としてはエナガ君。

こちらはご近所で撮った 「亜種エナガ」君  A. c. trivirgatus

ご存知、北海道産の「雪の妖精」こと モフモフちゃん 
「亜種シマエナガ」君 A. c. japonicus

※リュウキュウサンショウクイの写真がないので、ピンチヒッターで特別ゲストです。
写真は30年以上前に撮った、たった1枚あったお宝映像を引っ張り出してきました。

他には日本鳥学会の『日本鳥類目録』(改訂第6版、2000年)ではコゲラは何と9亜種、ヒヨドリも8亜種、メジロも6亜種、ウグイスが5亜種などいろいろ。
どれも、見た目の違いなどがよく分からないので写真も説明もパス・パス・パス~~~!!

今回、ネットで見つけたおもしろい亜種をご紹介。
カイツブリ:日本産亜種の虹彩は黄色で、欧州産亜種は暗赤色。
「Little Grebe」で、その写真を検索すると出てきます。
ものすご~く可愛い顔に変身しちゃってるから見て見て~~!!





学力テスト Vol.309-1

1000万!! この数字って何だか知ってますか?! 
政府が言ってる老後に必要な資金だろうって? いえいえ、あれは「2000万円」!
「老後が20~30年続くとすると、公的年金以外に必要なお金は1300~2000万円」ということ。
さらに、この金額は生活に最低必要なお金で、趣味や病気に備えてということだったら3000万円以上ないとダメなんだっちょ! フン!!

では、1000万とは?・・・そうです、世界で新型コロナに感染した人の数が、もうすぐその大台に王手~!! 死亡者も50万人に!

オリンピックまでもう1年しかないのに、ワクチンもまだ、できていないのに、安倍首相もJOCも「東京オリンピックは実行します!」 の一点張り! 
そして時間だけがどんどん過ぎていきます。 やりたい気持ちは充分すぎるほどわかるけど、決断が遅くなればなるほど、無駄な経費もどんどん増えるというのに・・・

京大の山中伸弥博士も「終息までは2~3年かかる」とず~っと言っているのに、専門家の意見には耳をふさいだまま!! ホントにどうすんのさっ!

さて、今回はけっこう悩ましい中級レベルのクイズを設定してみましたが、どんな答えが出てくるのかなあ? 楽しみ楽しみ ウシシ・・・








学力テスト Vol.308-5 その解答 タマシギ

タマシギ
どこぞの外国に行くと、今でも「一夫多妻」というという国があるそうな。
日本でも江戸時代の頃までは、殿さまなどが第二夫人、第三夫人を囲って子孫繁栄やら、お家安泰のためにと称して子沢山に励む日々! 

うわ~、エエナァなんて言っちゃダメ~、殿様でなく一般人であっても、江戸時代の豪商じゃないんだから、そんなものにあこがれちゃダメなのです。
どうせそんな甲斐性なんてないでしょうけどネ! 
そもそも、奥方1人でも手に余ってるのに、そんなのが2人以上になったらどうすんのさ!
毎日毎日が針のむしろの上に座ってるようなもんなんですぞっ!

さて、本題。
鳥の社会でも、ごく少数派ではあるけど、「一妻多夫」の制度をとっているのは、世界の鳥類全体でも0.4% !!

日本国内では約630種類の中のたった3種類・・・その中でも最も知られているのが、このタマシギ。
他にはミフウズラとアカエリヒレアシシギ。
タマシギ以外の種類はなかなか見る機会もないので、この形態に興味があったらタマシギ一家の観察が最適でござる。

探す時期は田植え後しばらくしてから、稲がこんな具合にタマシギが隠れるくらいに成長し始めた頃です。


まずはのご紹介。

千歳町(浜松の歓楽街です)で夜な夜な闊歩するオネイさまたちに勝るとも劣らないド派手な化粧! おっと失礼、「ド派手」じゃなくて「華麗」と言わなきゃねっ!
キョウジョシギと競うけど、あちらはでこれだけ目立つ鳥はおりませぬ。

和名の由来は目の周りの勾玉模様から。
英語名では「Painted Snipe」・・・厚化粧のシギってことか! あちらの人も思ってることは同じみたいだけど、表現がストレートでいけません。和名の方が風情があっていいね!

鳥の場合は世界に約1万種類いる中で、90%以上が「一夫一妻性」という繁殖形態です。
その多くは、の身なりが派手で、は限りなく地味。
は営巣する時に、派手な服装だと外敵に目立つからヤダというのが大きな理由。

こちらが♂  
明らかに「一夫一妻制」と比べて♂♀の色彩が逆転しています。


が鳴いてを呼んでいます。物まねもできるような声だからネットで調べてみてネ!
この声がには何とも魅力的な、心を震わせる歌声に聞こえるようです。


ペアが成立するとの行動は徹底した「婦唱夫随型」で、ひたすら妻のあとを。

警戒する時も同じ姿勢で

ちょっと話が脱線するけど、我が家の前を通って佐鳴湖へ散歩する3ペアのご夫婦。その誰もが決まって夫が先に立って、奥方は1~2歩 遅れてついていきます。決して並んで歩くという事はありませぬ。
おっと、わざわざ観察してるんじゃなくって、部屋の前を通るから見えちゃうんですぞ。
何でだろ? 一緒に横を歩けばいいのに。恋人時代からこんなふうだったのけ? 
結婚した途端に亭主関白気分? もしかして外づらだけこんなにしてる? 
いずれにせよ摩訶不思議な行動?!?!

おっとっと、そう言えばいたいた~、ご近所に逆パターンのご夫婦が! 
散歩も買い物もすべての時において奥様が颯爽と大股で前を歩き、その後ろから、か細い旦那様が猫背で下向きにトボトボと歩くペアが!!
ドッヒャ~! これからは内緒で「タマシギ夫婦」って呼んじゃおうかな~
・・・なんてことは、それぞれの家庭の事情だからどうでもいいんだけどさ。

閑話休題、タマシギの場合はほとんどの場合、が先頭ではその後をピッタリとついて行きます。
その様子はボディガードというよりも、決してアンタのそばを離れませぬ!という雰囲気! 見ていてもいじらしいほどです! 

もしかしたら、この婦唱夫随型」こそが家庭円満のコツなのかな?!?! まあ、我が家では昔から、ごく自然にやってるパターンだから全然違和感はないんだけどねっ!

タマシギは警戒心がハンパナイです。
時にはこんなふうに身体を半分水没させて隠れることも!

「一妻多夫」の制度を順守して、♀は♂が作った巣に産卵すると、子育ては100%♂に任せて、他の♂を探しに行ってしまいます。


警戒心が強いという割には、営巣はこんな感じで田んぼの畔道の目立つ場所に!


または、こんなふうに田んぼの真ん中の開けっぴろげのところに!!
もちろん、草の生い茂ったところにも営巣するんだろうけどネ!


3週間ほどの抱卵で、ついにかわゆいヒナが4羽誕生!! 
は甲斐甲斐しく、自分だけで育てます。

産まれたヒナは「早成型」で、孵化後2~3時間で乾く幼綿羽で厚くおおわれています。
目は開いていて、視力や聴力もよく発達しています。ただ、体温調節能力がまだ不完全なので、寒かったり雨の場合は父親のみが頼りです。

産卵してすぐに他ののところへ行ってしまったは、ホントにもう無関心なのかな?
気になって今回改めて調べてみたら、この家族をまるっきり見捨てたというわけではなく、何かトラブルがあると駆けつけてと一緒に外敵に立ち向かうこともあるそうな。
そうだろな~、そうでなきゃね~!! ・・・それでこそ強き妻というもの!


タマシギにとっては、この一風変わった「一妻多夫」の方法が子孫を残す最善の策なんだろうね! カラスもイタチも多いから、みんな頑張れ~~~!!!













学力テスト Vol.308-4 その解答 アマサギ

アマサギ
♪ 亜麻色の~ 長い髪を~ 風がやさしくつつむ~ ♪ 
ご存知、ヴィレッジシンガースの「亜麻色の髪の乙女」1968年の名曲です!
・・・同名のドビュッシーの前奏曲とはまったく関係ないらしい。

ちなみに、島谷ひとみちゃんが歌って2002年に出したCDもけっこうヒットしたらしいけど、これは単なるカヴァー曲で、グループサウンズに馴染んできた我らにとっては、1968年のレコードが断然いいねっ!!

この曲を口ずさみながら、想いを馳せている彼女のことを、ボ~っと考えていたものです。もっとも、この頃に好きだった子は亜麻色の髪なんかじゃなかったけどね・・・

当時は茶髪や金髪なんてのは暴走族とか、ヤンキーだけ! そういや、ヤンキーなんて言葉もなかったなぁ 単に不良少女って言ってたような気がするな~。

私が想い焦がれてた黒髪の彼女はそんな不良少女ではなく、ポニーテールがよく似合う純心無垢の乙女! 

さてさて、本題。
標準和名となっている「亜麻色」とは、亜麻(あま)をつむいだ糸の色のことで、黄色がかった淡い茶色のことをいいます。この和名がつけられたのは明治以降のことらしいね。

ということで、漢字で書くと「亜麻鷺」・・・だと思いがちだけど、正しくは古くから書かれていた漢字は「飴鷺」。

「飴」はもちろん、水飴のことで、現代の水飴は無色透明だけど、昔の水飴は麦芽で作られていて、橙色と茶色の中間色。「飴色」で検索すると、その色見本を見ることができます。



初夏に渡って来た頃は、真っ白とかこんな感じのが・・・


それが徐々に変化して、別名「猩々鷺」に!
※猩々とは伝説上の酒好きな動物のことです。


右側の個体は、更に変化して「婚姻色」になりました。


嘴は紅しょうが色、目元は赤っぽく、虹彩までもが濃いオレンジに!


この完璧ないでたちで♀を虜にしちゃうぞ~~!!



学力テスト Vol.308-3 その解答 オオアカゲラ

オオアカゲラ
私の大好きなキツツキの仲間・・・その中でも遠州地方ではそこそこの山地に行かないと見れないし、しかも少々レア物なので、なかなかお目にかかれないシロモノ!

標高が900mほどの、ここ「段戸裏谷」のブナ原生林では以前通っていた頃には、けっこうな頻度で遭遇していました。
なのに、ここ数年は聞いても「えっ、そんなのいるの?」「一度も見たことないっす!」「さ~、もういないんじゃない?」と寂しい答えばかり! 
おめえさんたちの目は節穴かい?と言いたいのを、喉まで出かかっては思いとどまっておりました。・・・自分でも3年ほど見てなかったしね。

今回は、たまたま道を間違えて奥深く入り込んでしまい、Uターンした途端に「ドドドドド~~」という派手で、でっかい音のドラミングと「ケッ、ケッ、ケッ」の声!! 
しかも近い!「うわわ~っ」緊張が走ります!! 声が動くので、それを頼りにブナ林の隙間を必死に探します。

その数分後、上空の青空が見える少しの空間にケラが奥に向かって飛ぶシルエットが見えました。これは絶対に見られるチャンス!! これを逃したら、また数年は見れないぞっ!!

近くで枯れた大木を探すと、あったあった! おあつらえ向きの大木が見つかり、撮る隙間も確保できそう・・・キツツキはこんな大木が大好きなんです!!
ここで待てばずぇったいに来る!! 思い込みと過信、そして最も必要なのが念力と確信!! あとは待つのみです!!!!!!!

息をひそめてしばらく待っていると、奥から飛んできました! 「き、き、来た~~」心の中で叫びます! でも木の後ろに回っているのか、よく見えません! ホントにこの木に止まったんだよな~?!?!、もしかしたら違う場所に? 

ここで焦って動いてはダメ! こちらが動いたら、その気配で逃げられてしまいます! ここはじっと我慢のしどころです! 「早く姿を見せろ~、見せてくれ~~」
その数分間の長かったことといったら・・・


 で、で、出た~! 木の上で羽繕いを始めてくれました。


どうやら幼鳥のようです。しかも巣立ってから、そんなに数日も経っていない感じの♂!


5分ほど羽繕いと日光浴をしてくれました。
飛び去ってからしばらくの間はボーっと気が抜けてしまいました。その後「デヘヘ、見ちゃったもんね~」の確かな満足感! えがった~~!!


2年前の冬に別の山で撮った♂の成鳥


手前の枝が邪魔をして顔がボケていますが、♂だという事だけはわかります。
この時は距離が約100m位だったけど、これしか撮れなかったので、これが今までのお宝写真でした。






学力テスト Vol.308-2 その解答 ハギマシコ

ハギマシコ
もうとっくに田植えも終わって、鳥たちのヒナもスクスクと育っている今頃に、冬鳥のハギマシコとはこれ如何に?!・・・なんて野暮なことは言いっこなし! クイズに季節感は不要なのであ~る!

漢字で書くと「萩猿子」。冬鳥の人気者であるアトリ科に属する鳥で、これも憧れの赤い鳥の一つに含まれています。
ここ遠州地方ではなかなか見ることができません。
「見たい見たい~、どうしても見たい~~~!!!」の想いが、積もり積もって、とうとう長野県まで出張。


この胸部や腹面にかけての模様が「ハギの花」のようだということから、その名前が付けられました。なかなか洒落た名前でしょ!


オオマシコやベニマシコなどの赤い鳥に比べるとだいぶ地味~
・・・とは言わなくて、ハイクォリティのシックさが最高~!!と言いましょう。


ハギ模様を見ていると、その美しさにため息が出てくるし、俗世界のわずらわしさも吹き飛んでしまいます。


こちらはまだ色がほとんどついていないから幼鳥かな?

「鳥の名前が付いた花」というのはたくさん!!
思いつくだけでも、ホトトギス、サギソウ、ヒヨドリバナ、トキソウ、スズメノエンドウ、カラスウリ・・・などいろいろ。

なのに、花の名前が付いた鳥」というのを探してみても、ハギマシコとキクイタダキだけで、植物に枠を拡げてもヒシクイ、ヨシガモぐらいしか思い浮かばない。う~ん、意外や意外!!

花や植物の種類はものすご~く多いのに比べ、日本の鳥の種類はせいぜい630種ほどしかないので、当たり前と言えば当たり前の話なのかな?

早く冬にならないかな~ また会いたいな~!!



学力テスト Vol.308-1

「キュビット」「尺」「ヤード」など物事を測定するのは地域によってまちまち。
そうではなくて、誰もが使えて不変なものでなくてはならない。
そんな強い決意の中で「1メートル」という単位を作ったのはフランス。

今日は雨で外出できなかったのでビデオDAY。
又吉直樹のヘウレーカ」で “なぜ単位はいるのだろう” というのを見ました。
それによると「1メートル」というのは地球サイズから測定したものなんだって!
地球の全周は4万Km。
ということは、地球の北極から赤道までの子午線の長さは全周の1/4 。
その1,000万分の1を「1メートル」と決めて、そのサイズの原器を作ったんだって。

これ以上の説明はめんどくさいので、YOU TUBEで「1メートルの長さはどうやって決まったのか」「メートル法のそもそも」「1メートル物語」などを見てね!

さて本題。今回はこんなのでいかが?