学力テスト Vol. 151

だんだん暖かくなってくるのはいいけど、冬鳥が見れなくなるのは、ちと寂しいね~

さてさて、本日の問題はこれ! 

こんなんじゃクイズにならん!ってなことを言う人は、絶対に満点取ってね~ 制限時間は1問につき1秒!




A


B


C


D


E

かわず合戦 (がま合戦)


先日、kunichanが紹介したこの話・・・ やはり早かった!

この写真の数時間前にタイムマシンでワープしてみました! すると・・・


これって何だかわかるかな? 「うわわ~~っ、なんだかわかんないけど、キモイ~~!!」なんて言ってるのは誰じゃ~!


このブログを見ている人なら、少なからず「自然大好き!」のはずだから、目をそらしちゃダメ~!
この2枚目を見れば『アズマヒキガエル』君たちが見えるでしょ!?!? 
多分、この固まりの中に10匹はいるはず!

これは『蛙(かわず)合戦』または『がま合戦』と称する年一回の大事なイベント! 普段、水辺から離れている彼らが合コンをしているところでありまする。

すなわち、繁殖期になると、一斉に水場に集まってきて、オスがメスの奪い合いをします。
不思議なことに、この時期の数日間だけ、山のどこからともなく集まってくるのです。

もし、この光景を見たかったら、2月下旬から啓蟄にかけての雨の降っている日か、その翌日辺りが狙い目かな? 


こちらはメスに抱きついたオス 「死んでも離さないぞ~!」


オスが抱きついた上に、さらにオスが抱きついた! これぞ「三位一体」のポーズ!

このイベントに関しては以前に書いているので、ヒマがあったら、こちらもどうぞ ⇒ リリースコー
   男はつらいよ   思いっきり抱きしめたい   ペットの好みも人それぞれ 

これも 「ほにゃららら~」


 早咲きのサクラ(河津桜かな?)に来たのは『メジロ』君 おいしそうに蜜を舐めてます。


そこへ蜜の大好きな『ヒヨドリ』君も登場!


あれ?何やらくわえてます。


よ~く見るとハナアブかハチの仲間! きっと桜の蜜に誘われてきたのでしょう。
そして、夢中で吸蜜しているところを、天敵の鳥に・・・ 天国気分だったのが、地獄の使者のせいで一瞬にして昇天! 

昆虫にとって、これほど怖い敵はおりませぬ。
すでに体がつぶされちゃって変形、この虫の名前が判らないので『ほにゃららら~』としておきました。

ナミかフタか?

石っころの上にちょこんとお座り・・・

うんにゃ、違うなぁ~


じゃぁピタッと停止?

うんにゃ、やっぱちと違うなぁ~


まぁとにかく石っころの上にいたわけです。

こいつが・・・


問題はそこから・・・


ヒラタアブの仲間というのは何となくわかるのだけど

さぁ~なんじゃろ?

このブログに登場するのはナミホシヒラタアブが一回。

う~ん、それに似ている。


でもネットで調べてみると似たようなデザインのヒラタアブが

何種類かいるらしい。


そして次にヒットしたのがフタホシヒラタアブ

う~ん、こっちのほうが近いか?

でも絶対とは言い切れん!


じゃぁ、なんじゃぁ~???

ということで、今回はホニャラララァ~!で終了です。



やはり早かった!


この記録的な暖冬の影響・・・

ニホンアカガエルの産卵は4週間ほど早かったけど

カエル産卵第二弾のアズマヒキガエル

やはりこちらも例年より二週間ほど早まりました。

昨日に降った雨が引き金になったみたい。




いつもの寒谷ビオトープのいつもの池

ニホンアカガエルの卵隗とコラボしていました。

案外とこれも珍しいかな?






学力テスト Vol.150

たまには里山の住人たちにも登場してもらいまひょ! 

簡単だから、制限時間は1問につき1秒でいいかな!


A


B


C


D


E

やっぱあった!


そう言えばクワコも繭を作っていたよねぇ!

だったらこの時期でも絶対に見つかるはず!


ふとそんなことを思ってしまって

やって来たのが里の家下の栗林

ここには大きな桑の木が一本


やっぱ、そこにありましたぁ~!


クワコの繭の抜け殻

作りたての繭は淡黄色なんだけど

もうこの季節は白っぽく色あせているわけ


ちょっと面白いのは

枝から延びる一本の筋

これ繭柄(けんぺい)って言います。

繭が枝から落ちないようにするためのもの

材質は完璧に絹糸なんですよぉ~!


おっと、そのクワコのご紹介はこちらで




里山の幸


こちらも芽吹きスタート

葉っぱの奥にはカワユイ蕾がぎっしり

この時期はまだとってもキレイ

3月ぐらいなると花や葉っぱは虫食いだらけ

フキノトウも生きていくのは大変です。



早春に花を咲かせるのは受粉効率をよくするため

なんていう説明をどこかで読んだ記憶があるけど

葉っぱも敵の少ないうちに芽を出せば

立派に育つことができるはず

でもその反面、寒さというリスクもあり。

さぁ~もう春の始まりぃ~始まりぃ~!

フキ味噌の始まりぃ~!

さぁ~海原へ


まだ孵化したばかりは、卵隗のある場所に集まって

留まっているのだけど

少し経つとこんな感じでバラバラと動き出します。


さぁ~行くでぇ!海は広いでぇ!

うん?ここは池・・・だった。


ニホンアカガエル

オタマジャクシの形になってきました。

さぁ~何匹生き残れるか!?


考えてみればビオトープ池を始めて12年

ニホンアカガエルはずいぶんと数を増やしているはず

あまり増えすぎて餌になる昆虫が減ってしまうことはないのかなぁ?


そんなことを思ったりするのだけど

余計なお世話・・・かな?


そしてサクラ


もうこんな感じになっています。

う~ん、7~8分咲きってなところかな?


今年はとにかく早い

もろに暖冬の影響

例年だと3月のお彼岸頃が満開のはず


花に誘われてミツバチがブンブンと

やって来ていました。



カワズザクラ


まずはツツジ


少し前から咲き始めています。


まだ花がどこにも見当たらない林

そんな中にひときわ目立つ緑と白

里山の雑木林で一番乗り


今年みたいな極端な暖冬の影響は

それほど受けていないらしくて

例年通りの開花でした。


アセビ

こちらはツツジの仲間

これが咲きだすと

コツバメの登場が気になるぅ~!







ウメもアブも並かな


梅は特に珍しいものではありませんよね。

当たり前かぁ~そんなの!

だって栽培種だもんね。

もし野生の梅なんちゅうのがあったら

そりゃもうスゴイことですけど・・・


そんな並のウメにやって来たのが

こちらも並のアブ

ナミハナアブ

そんなに並?

どこにでもいるの?

私の記憶では早春に梅の花で見かけたのは

これが初めて

う~ん

並の基準って、うな重のようにはいかないじょぉ~!

つまりツマキン

やはり濡れ梅にはツマグロキンバエ

つまり、ツマキンなのであ~る。


なぜか一番人気の里の家裏に生える梅の木

春一番が吹いたバレンタインデー

チョコよりも花粉

一生懸命になめていました。





里山梅園

この日は2016年2月10日

の花はもうこんな状態

例年だと3月の初旬すぎが梅のピーク

なんと一か月も早いのであります。

でも、まぁいいっすかっ!

キレイだもんね。


濡れ梅


なぜか本日は昼間に時間が取れたので

さっそく里山にゴォ~

なんといっても昨晩から続いた春の嵐

もう信じられないほどの暖かさ

これぞまさに春一番なんですねぇ!


でもやはり気になるのは田んぼ池の水

予想通り完全に止まっていました。

来てヨカッタァ!



そしてもう一つの目的はこれ!

真ん中の枝にくっついているのじゃなくて

雨に濡れた梅の花

なぜか「梅の花はこれに限る!」って

思い込んでいる私なのであります。

理由は自分でもわかりませんが・・・


そしてついでに見つけたのが

枝に規則正しくくっついているツブツブ

梅の害虫として名高い

オビカレハの卵


濡れ梅にオビカレハ

なんか得した感じだなぁ~!!

お住まいはここ


全景とまではいきませんが、

これが里山ビオトープの冬のお姿

まぁ水と草と林だけなんですが・・・ネ

でも

ただこれだけの組み合わせがとっても大事


水があって草が生えて周りを木々が取り囲む

すると

それをうまく利用していろいろな生き物が顔を出す


こんな環境は少し前までは

どこにでもあったはずなのになぁ~



ただいまのイチオシはこちらさん

池のあちこちでこんな風にちっちゃな

オタマジャクシがうじゃこら登場

さぁ~全部で何万匹いるかなぁ~?


ニホンアカガエルのオタマジャクシ

タマゴから孵ったばかり

これも咲いちゃった!

わたくしこそ里山の主役です!

・・・と勝手に宣言

う~ん、まぁそこは許してあげましょ!

この寒い季節にまず一番に

こんなにきれいな花を咲かせてくれるわけだからね。


例年だと2月の終わりから3月のはじめに

この寒谷ビオトープの斜面にある

ショウジョウバカマがまず最初に花を咲かせる。

なぜいつもここが一番かは、全く不明。


そしてなんと今年はもう咲いていました。

とにかく何もかもが早い!


学力テスト Vol.149

おいおい、うたた寝している間に、もう2月だぜい!
里山のウメも、さっさと見に行かにゃあ、散ってしまうがや~

さてさて、今回はこんなのをお題にしてみました。簡単でしょ? チョチョイのチョイでどうぞ!


A


B


C


D


E



できそこないの華厳の滝

今から約二週間前

里の家にも今季最大の寒波が

やって来ていました。


上の田んぼ池から下の田んぼ池へ水が落ちる場所

さすが水はちゃんと流れていて

華厳の滝みたく全面結氷とはなりませんでした。


ひとまず良かった、良かった!


でも周りはしっかりと凍り付いていましたよ。

これが本来の里山の冬のお姿


となると

池の方も当然のごとく氷が張るわけ

その下にはニホンアカガエルの卵隗が・・・


大丈夫だったのかなぁ?


厚い氷が張れば、もうひとたまりもありません。


こんな危険を冒してまでわざわざ寒い冬に登場して

卵を産むのはなぜ?どうして?

やはり天敵や競争相手の少ない時期を選ぶという

生き残り戦略かな?



春こそアブ


里山でブンブンと飛んでいるちっちゃなアブちゃんたち

ほとんどが、どちらかと言うと

黄色が目立って、そこに黒色ってな感じ

こちらさんのアブのようにやけに黒が目立つのは

少ない?のじゃぁ!

まぁ私が今までに見たことあるやつだけのことだから

違うかもしれないけどね。




節分の日

里山のウメにやってきた

クロヒラタアブ

どうも調べてみると案外と個体数も少ないようで

このブログでも登場は、たった一回だけ

ホントに少ないのかなぁ~?

また会えるかなぁ~

親子

ただいま里山ビオトープの田んぼ池はニホンアカガエルの卵隗だらけ

とにかくどこを見ても、たまご・卵・タマゴ・・

基本的に暖かい雨の降る夜に産むので

産卵シーンを見たいと思ったら雨の日の夜に行かないとダメ

でも、そんなの嫌ですよねぇ~!

この季節、暖かいといってもやっぱそれなりの寒さだし

雨まで降っているんじゃぁ行かないよねぇ~!

冬の夜は家に帰って風呂入ってビール飲んで・・・

これに限るのじゃぁ!


てなことで、時々昼間でも顔を出してくれるのがいるので

せっかくだから、ちょっとご紹介。

こちらはニホンアカガエルのお父さん

全体にメスより小さくて前足が太くて婚姻瘤みたいな

コブもあるし間違いないでしょ!



産んでから10日ほどたつとこんな風に

ちょっと豆みたいな感じになります。

頭としっぽが出来てきたのかな?


こちらは産んで間もないタマゴ

違うでしょ!

立春だから・・・


咲き始めました。

というか、もう咲いていた。

これも、びっくりぽんやぁ~!



里の家奥の群生地

数年前にイノシシ野郎に掘り返されて

一時は絶滅か!なんて思ったのだけど

どうにか皆さんの努力のおかげで

また復活しそうな感じ。

よかった、よかった。


こちらの株はちょっと色が濃い目・・・

でしょ!?


やけに早く咲いた

ハルリンドウでした。

梅とただキン


毎年、超人気の

里の家・裏に生える一本の梅


他に咲いている梅はたくさんあるのだけど

とにかく、なぜかここに集まるのです。

なぜじゃぁ~?わからん!


しかし今年のウメは早い。

もう8分咲きほどになっていますよ~ん。


梅の花にキンバエ

この青緑が美しい・・・はず。


ちょっとばかりアップするとギョェ~!!

あまり美しくない?

顔には梅の花粉がびっしり

これで梅の実はかくじつぅ~!

ちなみにこちらさんは、おメメが離れているので

メス



びっくりぽん・・・その三


嫌な予感が的中


ちょっと前に降った雨

少し風もあったので、もしかして

取水口に葉っぱが詰まって

田んぼ池の状態がマズイのでは・・・

そんな風に思ってやってきたのだけど


思った通りぃ~!

干上がっていましたぜ。

上から3枚目が完全にカラカラでした。


こちらの写真・・・なぜか左側の池には水があるでしょ。

右側の上にある池が枯れているのになぜ?


答えは水を川から直接引いているから

万が一のために二か所から水を引いているわけ

よかったぁ~!



水が干上がるとニホンアカガエルの卵隗は

こんな風になっちまいます。

乾燥しきらず、まだゼリー状態だから

たぶん生きているはず。

このまま干上がった状態が続いたら全滅ぅぅぅ。

よかったぁ~間に合ったぁ~。

間違いなくあと一日遅れていたら

アウチィ~・・・でした。