里山の大事な脇役

トビ』について、こんな話を見つけました。
 
 江戸時代の百科事典『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』では「鳶の尾羽でつくった矢羽を磯鷲羽というが、これは最も下級である。風が吹けば高く飛び舞い、つねに鳥のヒナ、猫の子などをとらえ、あるいは人が持っている魚物や豆腐をつかむ。すべてトビ、カラスは害あって益なく、しかも数も多く、人に憎まれる鳥である。」 (引用は「鳥のことわざうそほんと」著:国松俊英)

カラスはともかくとして、トビもこれだけクソミソだとずいぶん嫌われてたもんですね~


 この写真を見ればカッコイイ猛禽なのに、最近の鳥を撮ってるジイチャンたちは、タカの渡りの時にも見向きもしません。だから素人はイヤなんじゃい、フン!

 ハチクマとどこがちがうんじゃ? 単に尾羽がバチ型っていうだけじゃろが~!
ピーヒョロロ~と、のんびりした口調で鳴きながら飛ぶ姿は、里山の風景にピッタシでオッチャンは大好きだぞ~!

1 件のコメント:

  1. ほう、300年も前からトビは憎まれ者でしたか!かわいそう・・。

    「トンビに油揚げをさらわれる」なんちゅうこともあったのかなぁ???

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