新説 これも毒チョウ!?

kunichanの「おすすめニュース」で出た話。
10/18朝日新聞に掲載されていた「美しいチョウには毒がある」の記事をスキャンしてチョウに詳しい友人に送ったら、そのメールを転送されたチョウ仲間で話題になってるらしいっす!
そりゃそうです!日本の『ツマベニチョウ』・・・というかシロチョウの仲間に毒があるなんて聞いたことないもんね~!
でも今回の発表元が「米科学アカデミー」なら信用度はそこそこで、例の「IPS細胞で世界初の心筋移植」とデマを言いふらしたお騒がせモリグチ君の事件とはちょっとばっかしレベルが違う?!
興味のある人はもう一度ネットで「朝日新聞デジタル 美しいチョウには毒がある」で検索して記事を読んでみてね。


面白そうだから、いろいろ図鑑やネットで調べてみたら「カザリシロチョウ属」というグループのことが出てきました。
これは毒チョウのグループらしいけどシロチョウの仲間・・・もちろん日本にはいなくて、東南アジア特にパプアニューギニアあたりに集中しているとのこと。

ここからは勝手な推測だけど、もしかしたら今回のツマベニチョウも東南アジアで採集された個体ということなのでカザリシロチョウと同じような食草から毒素を取り込んだ?
カザリシロチョウが捕食されないのを見て、じゃあボクも真似しよっと!・・・と毒草を食べだした。
今までこのチョウが毒チョウとは誰も思わなかったけど、たまたまついでにチェックしてみたら翅や幼虫から毒が見つかったので、こりゃ大変なこっちゃ~ってことで発表した!

南西諸島のツマベニチョウはそんなことをせずにギョボクだけを淡々と食べていたので毒チョウにはなっていない! んっ、もしかしたらホントはすでにカバマダラなどの毒チョウからそのすごさを学んで毒草を食べ始めているかも?
こんな勝手な推測は素人だからお気楽に言えちゃうんだけどネ!
さてさて、つまるところ今回の毒の元はどこじゃ? 当然ながら南西諸島のツマベニチョウもチェックしてみるんじゃろね~? さあ次の展開と発表が楽しみ楽しみ!ムフフ・・・

1 件のコメント:

  1. 朝日デジタルにも書いてあるイモガイの毒を調べてみました。コノトキシンと言う神経系の毒みたい。で、その毒はイモガイの体内で生成されるらしい。と言うことは、植物にはそのような毒を持った種類はない?はず。つまりツマベニチョウもイモガイと同じようにコノトキシンを体内で生成するっちゅうこと?あくまでも想像でしかないけど。そんなことあり???毒を植物から取り込まずに自分で作るチョウチョやガって他にいるのかなぁ~?疑問はますます深まるばかりなのであった。

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