友人だった年配のピアノの先生に、ある日気まぐれで「ナット・キング・コールのように JAZZの弾き語りをやってみたいっす!」って言ったら、「毎月1個カービングを作ってくれたら月謝無しで教えてあげるわ、あんたならできるかもネ!」と、そそのかされて始めてしまいました。
結果は、6か月後に「そろそろ、そのロボットみたいなコチコチの固い指の動きは何とかならない?」・・・いくら月謝を払ってないからって、そんなホントのこと言わなくてもいいじゃん!フンッ!
そのことがショックで、元来デリケートな私はそこで夢を断念してしまいました。
さてさて、キツツキの「タ・ラ・ラ・ラ・ラ~」というドラミング(木をクチバシで叩く音のこと)ってのは、何と1秒間に16~18回連打していると聞いたことがあります。
それに対して、鳥キチの岩本久則さんという漫画家が、鉛筆を口にくわえて空き缶を叩いて挑戦したんだって!そしたらタン・タン・タンと3回くらいしかできなかった・・・と著書に書いてありました。
私も挑戦したけどやっぱり同じじゃった!
ピアニストの同音連打を人差し指だけでやっても約5~6回、二本の指でも10~12回ほどなのだとか! いかにキツツキがすごいか分かるでしょ?
回数もさることながら、どうして脳しんとうを起こさないのか不思議でしょ?!
里の家でも、この『アオゲラ』のドラミングが時々、響きますぞ!