カヤクグリ
漢字では「萱潜」または「茅潜」と書きます。何と日本情緒豊かな表現なのでしょう。「萱」とはイネ科のススキ類の総称。「潜」は「もぐる」の意味です。
冬は低山などに下りてきて越冬します。
ススキ類に潜って生活している訳ではありませんが、藪や茂みの中にいることが多いんです。
色は地味だし・・・と言ってはいけません。限りなく控えめでシックだし、あまり声も出さないし、おまけにそんなに多くはないので、ほとんど目立ちません。
でも、これはれっきとした日本固有種という貴重種!
だから外人さんに見せると、きっと大喜びすることでしょう!!
そのカヤクグリがもっとも輝くのは夏!
亜高山帯で繁殖し、木のてっぺんで「チュリリリリ~」という高音の美声で囀ります・・・が、私はこんなふうに夏に鳴いている場面に遭遇したのはたった1回切り。何故か、メチャ巡り合わせが悪いのです。
今年もこの鳥に会いたくて富士山へ何回か行ったけど、ついに今年も遠くの方から聞こえた声のみでした。 ガックリ!!
シックな趣なカヤクグリ♬
返信削除なかなか会うのが難しい鳥なんですね。
会うために何回も富士山に行くfuutenhideさん
これからも元気でガンバッテ下さ~い!(^O^)/
来年こそは、その可憐な歌声を間近で聴きながら、じっくりと撮るぞ~~!!
返信削除