アオゲラ
漢字で書くと「緑啄木鳥」
「アオ」という名前の付く鳥は国内では他に8種類ほどいるけど、「緑」の字を書いて「アオ」と呼ぶ鳥は「緑鳩」(アオバト)と、このアオゲラだけです。
元々、古代の日本語では赤、黒、白、青の4色だけだったという説があります。
その中で青というのは緑、青、青緑、青紫までの幅広い範囲の色のことをいいました。一番わかりやすいのは信号機・・・青信号と書きますが、実際の色は緑~青緑色をしていますよね~!!
先日、山中でアオゲラ君を見つけました。
ジッとしてたので、撮りながら口笛で呼んでみると「ん? オイラの縄張りを荒らすのは誰だっ?」と頭頂部を逆立てて、こちらをジロリ! よっぽど口笛が似てたのかな? デヘッ
アオゲラは日本固有種で、外国にはいません!! だから純国産種の日本の鳥!なのです。
ただし、津軽海峡を挟んだ北海道にはいません。ここがちょっと不思議!
北海道にはアオゲラによく似た「ヤマゲラ」というのが生息しています。
そして、そのヤマゲラはユーラシア大陸では広く分布しているのです。
ン十年前のヤマゲラ
銀塩カメラで撮った貴重な写真です。
※「ブラキストン線」というのを教科書で習ったことがあると思うけど、憶えてるかな?
これは津軽海峡のことを指します。
ここを北限として、ツキノワグマ、ニホンザル、ニホンリスが本州に。
そしてヒグマ、エゾシマリス、ナキウサギなどは北海道に住み分けしています。
要するに「動物の分布境界線」なのです。
こんなことをさりげなく話すと「おおっ! あんたすごいね~ よく知ってるね~」と、言われるかもネ!
ただし、ごくごく さりげなくですぞ! 自慢げに話してはいけません! ブラキストン線なんて中学生くらいなら誰でも知ってることだから!
毎回の事ですが、色々な事を学習させて戴いています(^O^)/
返信削除「緑啄木鳥」でアオゲラ。「緑鳩」でアオバト。
古代の日本語で青というのは緑、青、青緑、青紫までの幅広い範囲の色。
不思議だった青信号の青も納得~♬
津軽海峡のことを「ブラキストン線」知りませんでした(;^_^
他に「アオ」と付く鳥を漢字で書いてみて下さい。
返信削除アオサギ、アオバズクはどの漢字を当てはめるのか分かるかな?
アオバズク( 青葉木菟)
返信削除アオサギ (青鷺)
どちらも青ですね(^^♪
惜しい! アオバズクは青葉の頃に現れるから「青」で正解だけど、アオサギのアオは「蒼」でした。
返信削除「蒼」はオオタカの場合も「蒼鷹」と書きますが、この場合は灰色がかった青・・・英語で言うと「Blue Gray」のことをいいます。
自信満々で答えてしまいました(;^_^
返信削除アオサギは「蒼鷺」。オオタカは「蒼鷹」。灰色がかった青。ですね!
間違えた方が確実に記憶に残るから、次回からは大丈夫・・・かな?!?!
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