学力テスト Vol.319-3 その解答 ヤクシマルリシジミ

 ヤクシマルリシジミ

漢字表記だと「屋久島瑠璃小灰蝶」で、文字通り南方系のチョウです。

ジュリーの歌に「コバルトの季節の中で」というのがあります。素敵な秋の曲ですが、その中に「♪コバルトが目にしみますね~♪」というフレーズが入っています。

ヤクシマルリシジミも秋の、ちょうどタカの渡りの頃に出会えるチョウです。

♂は展望台などの高所に来てテリトリーを張ります。

表翅のコバルトブルーがめっちゃキレイで目にしみます!!

参考までに「ルリシジミ」♂と比較

元々は名前のとおり南方系のチョウで、10年ほど前までは渥美半島(愛知県)までだったけど、現在では浜名湖を超えて静岡県にも定着。

葉上で縄張りを見張る♂

♀は海岸に自生している「テリハノイバラ」に産卵し、幼虫はその葉を食べるのです。

テリハノイバラの上を翔ぶ♀

南方系の昆虫が北上する理由って何だろ? 分布を広げるため? それとも温暖化の影響? 後者だったらその影響はすごく大きいし、北上のスピードもメチャ早い~!! 

我が家の庭にも、ノイバラが数年前からのさばってきたんだけど、できるだけ剪定しないようにしてます。何故かって? そりゃもう、ヤクルリちゃんが来てくれないかな~!って理由に決まってんじゃん!! 
だけどテリハノイバラじゃなくって、ただのノイバラなんで、そこんところが少々問題。












1 件のコメント:

  1. ヤクシマルリシジミも綺麗な青色!(^^)!

    蝶の世界も奥が深いですね~

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