メタモルフォーゼの一部始終

キアゲハ』の産卵から卵まで! 
さっそく写真箱をひっくり返してみると、・・・およよっと、いろいろ出てきました。


まずは産卵! これが幼虫に孵化するまでは4~5日間を要します。


これは3齢幼虫。 

残念ながら1~2齢は見たことも撮ったこともないっす。この3齢までは体全体が黒く、一部分だけが白いのは鳥のフンを装っての擬態・・・かな?


4齢。ここからはガラッと衣替え! 右側が頭です。


ちょっと別の色ですが、これも4齢。


そしてこれが5齢(終齢)。 ・・・1齢~終齢までの成長期は約2週間ほど。


さなぎの時代・・・ここで、さらに約10日ほど。

以前、終齢からさなぎになるときのことを書いたことがあります。
こちらをどうぞご覧くださいまし。 ⇒  メタモルフォーゼ


こちらが羽化直後! 手前にさなぎの抜け殻が見えます。 ついに広い世界へ羽ばたく日が!



 どうです?産卵から1ヶ月たらずでこんな美しい姿に ヘンシ~ン!

里山あたりでは年に3~4回の羽化を繰り返し、秋に幼虫になったものはそのままサナギの姿で越冬します。


3 件のコメント:

  1. ついにキアゲハの一生が完成!一カ月ほどで卵から成虫になるとは!
    その為には食欲を十分に満たすセリが必要っちゅうことですね。

    いつも秋の終わりの草刈りの時に思うのが、「草刈ってしまったら越冬するはずの幼虫や蛹はどうなっちまうのだろう?」・・・それでも翌年にはそれなりの数が見られるわけで。
    これが里山の営みっちゅうことでっか。

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  2. あっ、そうそう忘れてた。わたしゃ、4齢が好きなのであった。
    それに周囲の植物も気になるのであった。

    3齢の幼虫がいるのはセリじゃない、なぜ?そして蛹がくっついているのはイタドリ?やっぱ一度地面に降りてから他の植物で羽化する?

    こんなの考えるのが面白いノダぁ~!

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  3. 卵から成虫までの時間はネットで調べたのですが、ケースの中での観察なので確かだと思います。
    この写真でサナギはイタドリで、羽化直後の個体はセリのすぐ近くの湿地で…個体によって慎重なものから横着なものまでいろいろですね~!

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