ハンゲショウがよくお似合い

「半夏生」というのは夏至から数えて11日目のこと。そして黄経が100度の日。

黄経というのは、地球から見た太陽通り道(黄道)のことで、春分点を0度として東回りに角度で360度まで測ります。
そうすると、夏至が90度 秋分が180度 冬至が270度です。そして100度が「半夏生」の日ということ。・・・ふ~ん、こんなこと学校で習ったっけ?

そしてこちらは植物の話。
里山ではもう「ハンゲショウ」が満開を過ぎようとしています。

こちらの名前の由来は、半夏生の頃に花を咲かせることに由来する説で、その場合は「半夏生」と書き、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があるそうな。

この花をめざしていろいろな虫が集まってくるけど、その中でも注目はカミキリムシ!


あれ?あんまし見かけないのがいるぞ~!



おおっ、『コウヤホソハナカミキリ』君じゃありませんかい! なかなかシックな衣装ですが、白い花だからよく目立っちゃうんだよね~。 これを見つけたのは2回目だから、けっこう珍客!


このカミキリ君、この花でしかみたことないけど、ハンゲショウが終わっちゃったらどの花へ行くんだろ?

1 件のコメント:

  1. 地球や太陽や星の動きってどうなってんの?なんて思って勉強してみると、その時は「ふ~ん、なるほどねぇ~」となるのだけど、数日経ったら「えっ、どうだっけぇ?」となるのです。凡人はついていけんのじゃぁ!

    今年もやっぱりハナカミキリの仲間がハンゲショウにやってきましたねぇ。この地球的法則は簡単に理解できるのだぁ!このあと里山ではリョウブの花が満開になります。もしかしたらそっちに行くのかもネぇ!

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