リュウキュウアカショウビン ~ 南の島のクッカル ~
私の大好きな呼び名は「キョロロ」君
アカショウビンの地方名は「雨ふれふれ」や「雨恋鳥」とか「水恋鳥」などとも呼ばれています。これはその哀愁を帯びた鳴き声からと、ちょうど梅雨の時期に鳴くからなのです。
ほかに面白そうな呼び名としては「ナンバンドリ」「トウガラシショウビン」。
これが南へ行くと亜種リュウキュウアカショウビンのことを「クッカル」と呼ぶのです。
アカショウビンは漢字では「赤翡翠」と書きますが、そもそも「しょうびん」とは何ぞや?
いにしえの時代にはカワセミのことを「そに(蘇爾」「そび(曽比)」と呼んでいたので、そこから派生したという説。
または鳴き声の「ピョロロ」を「しょうび(少微)」と聴きなし「しょうびん」になったという説も。 参考資料:「野鳥の名前」 安部直哉
サイズは27㎝とハトと同じくらいですが、それは嘴が大きいためで、体自体は思ったよりも小さめです。
英名は「Ryukyu Ruddy Kingfisher」で「琉球の赤味がかったカワセミ」
この個体は喉の白い箇所が大きめの感じがしますが、図鑑では雌雄同色と書いてあり、大きな差については書いてないので、性別はよくわかりません。
背中のウンチ模様は本土の種よりも大きく、水色も濃いようです。
本土のアカショウビンに比べて羽色は全体に濃く、しかも紫色を帯びているので
このように夜間撮影をすると、それはそれは神秘的に妖しく見えるのです。
クッカル君は本土よりも数が多く感じるので、いつも声だけで無理やり満足している方にはぜひ南の島へお出かけすることをオススメします。
南の島のクッカルくん!
返信削除[ちむどんどん]で[ヒーヒョロロ]と鳴いてましたね(^^)
羽色が紫帯びている写真は神秘的~🎶
あの朝ドラではいつも南国の鳥のさえずりが聞こえてきて、すっごくよかったですね~!
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