学力テスト Vol.356-4 その解答 ケリ

 ケリ


「ケリ」という名前は繁殖期に近くに来る人やイヌ、カラスなどに対して「ケリリ、ケリリ・・・」とけたたましく鳴くことに由来しています。
漢字表記では「計里」または「鳬」。


親鳥は侵入者に対して、メッチャ 気の強い行動に出ます。
とにかく侵入者が縄張りから出るまでは上空から執拗な攻撃!! 

赤橙色の虹彩が、その気の強さをさらに際立たせているようです。

これはコチドリやシロチドリがよくやる「偽傷行動」

偽傷行動をするという事は近くにヒナがいるという事!!
こんなのを見ると、ケリはやっぱりチドリの仲間だということが分かります。

こちらでは、ママがつきっきりでヒナの面倒を見ています。

そんな時は外敵を追い払う時とは別物の
愛情あふれた優しい目つき…おっと間違い、優しいまなざし!

子育て中の、つかの間の休息に「間接頭かき」
この頭かき方法はチドリ類に共通しています。


生後2か月以上のヒナ 虹彩の色はまだ赤くありません。


上の写真よりも更に大きくなった頃の幼鳥ですが、この時でもまだ黒っぽい虹彩をしています。赤橙色になるには1年くらいはかかるのかな?


そんな遠くない日には、こんなふうにペアを組んで田んぼを飛び回ることでしょう。













2 件のコメント:

  1. 幼鳥は目が黒くて、赤橙色になるには1年くらいかかるのですね!
    親子の写真は本当に微笑ましいです(*^-^*)

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  2. ケリは関東地方では少ないようで、東京や神奈川からの友人がこちらに来るとけっこう喜びます。
    浜松や愛知県ではどこにでもいる、ごくごく普通種!!

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