ハヤブサ ~ シベリアハヤブサ ~
シベリアハヤブサ君は「直接頭かき」
背中の青灰色がカッコイイ~~ & ビューチフル!!
2012年頃までは、シベリア君は「亜種オオハヤブサ」や「亜種ウスハヤブサ」と共に、確かに「亜種シベリアハヤブサ」と呼ばれていました。
それって何のこっちゃ?・・・っていう人に簡単に説明すると、要するにいつも見るハヤブサとはちょっと異なる種、すなわち「亜種」の1種と言われていたのです。
分布はユーラシア大陸の北中部~東部のチュトコ半島あたりで繁殖。
※「亜種」というのは、同じ種の鳥でも繁殖する地域によって形態的な違いがある場合、それを亜種として区別する場合のことをいいます。
シベリアハヤブサ
ハヤブサ
どうです? シベリアハヤブサ(A)とハヤブサ(B)の違いが見分けられますか?
① 胸の色が(A)の方が淡褐色っぽい!
②(B)よりも数少ない冬鳥として渡来する
・・・などと言われていました。
②の数少ない冬鳥・・・という証拠に、かなりの写真屋さんたちがこの個体を探しに行って、最低でも3回、うまくいって5回目くらいにようやく遭遇する…と、聞いていました。
私は運よく2回目の挑戦で、ちょうどマガモを捕獲したばかりのシベリアハヤブサ君に遭遇することができましたが、ウ~ン、実物を見ても胸が淡褐色っぽい以外はハヤブサとの違いが、よう判らん!
違いは判らなくてもカッコイイ~~!!
やっぱりハヤブサはカッコイイ~~~!!!
どう撮ってもカッコイイ~~~~!!!!
それが最新の結論としては、日本鳥学会が発行する「日本鳥類目録改訂第7版」(2012年発行)では、「ハヤブサとシベリアハヤブサは同亜種とする」という世界的見解と同じということで落ち着いたようです。だから「亜種シベリアハヤブサ」とは呼ばなくなってしまったのです。う~ん、ちょっと残念!
彼らハヤブサ君たちにとっては、この分類の話なんてヒトが外野で騒いでいるだけで、どうでもいい事なんだけどね~っ!!
同じ種の鳥でも繁殖する地域によって形態的な違いがある場合、
返信削除亜種というのですね!
確かに、シベリアハヤブサの胸の方が茶色っぽい。
どちらのハヤブサもかっこいい~(^O^)/
文の内容を一部修正&加筆しました。
返信削除ちなみにですが、ヒトの場合は人種の違いは亜種とは呼びません。
「人類はすべてホモサピエンスという単一種に属する」なのだそうです。
「人類はすべてホモサピエンスという単一種に属する」
返信削除了解です!