オナガガモ
英名では「Northern Pintail」で「針のように尾が長いカモ」、学名はと言えば「Anas acuta」で「先の尖ったカモ」。どれもこれもこのカモの尾羽のことを名前にしています。
♂にとって尾羽はとっても大事なセックスアピールの武器! その辺りにスポットを当ててみました。
飛んでいても、その優雅な尾羽が印象的
換羽途中で変化を見ていくと
胸や背中にまだエクリプスの面影が残っています。
晴れて生殖羽に変身完了・・・と思いきや、まだ尾羽が未発達。
一番大事な部位だからこそ、最後の最後に伸びてくるようになっているのです!!
嫁さんを見つける前に、大事なものが傷ついたりしたら一大事だからね~
こちらでも、左の♂「短尾君」は まだ尾が1/3ほどしかありません。
上の写真と同じ個体で、左が「短尾君」
「へい、ベイビー! オラとお茶しない?」
「フン、アンタってまだ尻尾が全然 未熟じゃん! あっかんべ~だ!!」
こちらの♂は最長まで伸びた尾を凛々しく振り上げてアタックです!
「どうでい! オイラってカッコいいだろ? だろだろ?」
彼女の方も「フ~ン、まあ、これくらいならヨシとするかなっ!?!」と、目がキラリ!
こちらはすでに出来上がっていたカップルですが、何故か♂の尾がションボリ!
元気がないのは、喧嘩でもしたのかな? それとも体調不良?
「実は二股かけてるのがバレちゃって、それでご機嫌を損ねたんです~」ありゃま~
そんなの、もっとうまくやんなきゃダメじゃん!!
「尾は口ほどにものを言い」という格言が生きてますね~
オナガガモってなかなか素敵な姿♬
返信削除尾は大事な部位だからこそ、最後の最後に伸びてくるようになっていたんですね!長さが違うのはどうしてかな?と思ってました。
とにかく♀に気に入ってもらわないことには、話が前に進まないのです!
返信削除しかも自分の実力で!
だから大事な尾羽はとっておきの伝家の宝刀なのです。
ヒトの場合はお見合いという方法もあるので、自然界よりは多少はマシかな?