エゴシギゾウムシ
だいぶ前の話になるけど、一度でいいからカワセミを見たいという超ビギナーを佐鳴湖に連れて行ったことがありました。
もちろん、事前に双眼鏡の使い方も教えて、動かないマガモで練習。
お目当ての♀が、うまい具合に木の枝で休息していたので「はい、どうぞ!」と教えてあげたのはいいけど、第一声が「ええ~~っ! こんなに小さいの?」「どのくらいだと思ってた?」「このくらい」と指差した方向にはキジバトが!! ぐゎ~~~ん!!
どうやらTVでは当然ながら大きく写っていたので、勝手にハトくらいと思っていたらしいです。 まあ隣に比較するものがないと、そんなものなのかな?
ということで、こちらの「エゴシギゾウムシ」のサイズを想像してみて下さい。
名前の由来は鳥のシギ・・・ダイシャクシギあたりのイメージの長い嘴(ゾウムシの場合は口吻と呼びます)を持ったゾウムシということ。シギとゾウが合体だから長いのは当然! 漢字では「鴫象虫」と書きます。
白黒のシンプルカラーで私の大好きな虫!
サイズの正解はこちら
エゴノキの実が約1cmなので、想像つくと思うけど、図鑑には5.5mm~7mmと書いてあり、もちろん小さい方のサイズが♂で♀が7mm。
飛び出す寸前に、下の翅を伸ばした~!
翔ぶ瞬間はバンジージャンプをするかのように両手を拡げて「シュワッチ~~!!」と飛び出します!
さてさて、今回の特別ボーナスはこちら!!
虫の上に置いてある紙は手作りの物差しで、1目盛りが1mmです!
1円玉の直径が20mmだから、やっぱり2mmかな?!?!
これは「チビシギゾウムシ」というシギゾウムシの仲間です。シギゾウムシやチョッキリを探している時に発見しました!
フォルムも色もそっくりで、まるで「マメエゴシギゾウムシ」!!
昆虫図鑑には、斑紋には個体変異があるので尾節板や交尾器などで確認する必要あり・・と書かれていたので、ここでは「カミヤチビゾウムシ」または「ジュウジチビゾウムシ」ではないかな?・・・としておきます。
小さな小さな虫の世界もあるんですね。
返信削除「エゴシギゾウムシ」白黒のシンプルカラー素敵!♬
私の大好きな虫や鳥を紹介すれば、誰しもがウットリ&ビックリです!
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