里山の長寿No.1

ある日のこと、里山のあぜ道で『ニホンイシガメ』君に出会いました。


首をすぼめてちょっと警戒? それとも昼寝中?


待つこと2分ほどで、そ~っと首を出しました。


こちらには気づいたものの、ぜんぜん警戒する様子は見せません。 
が、念のために辺りもそ~っとゆっくりと見回して・・・


それから、おもむろに水中へ入って行きました。

このイシガメ君は、よそで見るやたらと警戒心の強いヤツ、すなわち人の気配を感じるとサササ~&ドボン! と逃げるヤツらとはちがって、いつものんびり、慌てる素振りを見せることがありません。おっとりしていてなかなかの大物ぶり。かなりいい性格をしています。
彼を見ていると、自分の生活態度も、かくありたいと思うことがしばしば・・・

彼の寿命は20~30年と言われるので確実に自分よりは長生きしそう! そのうちにこの里山のドンになるのかな?

彼はれっきとした日本固有種で、里山の大切な住人なので、「わ~、かわいい!」なんて言いながら、家に持ち帰ったりしないでね~っ!

それにしても現在もなお、ミドリガメ(正式名はミシシッピアカミミガメというやっかいな外来種)が年間何と10万匹も輸入されていたなんて、とんでもない話じゃね~! 
もう、とっくに「特定外来生物」に指定されて、輸入制限なんて当たり前だと思ってたわい!

ここにはそんな輩はいないけど、他ではイシガメ君たちがこいつらに生息場所を追い出されているんだろな~! せめてこの聖地だけは守らねばならぬ!


2 件のコメント:

  1. こいつはもしかして私が投稿したカメちゃんと同じ個体かもね。昨年あたりから同じ場所で何度か出くわしているまだ若い個体ですよね。

    返信削除
  2. 若いせいなのか、警戒心もなくて物怖じしない性格? これだと拉致されちゃうかも!

    返信削除